おいしい食事づくりと
減塩を同時にかなえる
STORY
なぜ減塩は難しいのか
厚生労働省によれば、平均的な日本人の1日の食塩摂取量は約10グラムであり、健康のための目標量を大幅に上回っています。食塩の摂りすぎは、生活習慣病などのリスクが高まる恐れも指摘されています。 しかし毎日の食事で、「減塩」を継続することができないことが課題となっています。
減塩の難しさは、まず「食塩が目に見えない」ことです。私たちは様々な食品を通じて知らないうちに多くの食塩を摂取してしまう可能性があります。
次に、「おいしさが犠牲になりやすい」こと。減塩すると物足りない味付けになりがちです。
そして、「計量がわずらわしい」こと。毎回調味料を計量しカウントするのは手間がかかります。
食塩使用量の管理を手軽に
そこで私たちは、いつもの感覚で、手軽に食塩使用量を管理できるよう、調味料IoTデバイス『ソルとも/Saltomo』を開発しました。
本デバイスでは、ワンプッシュで決まった量の調味料を出したり、食塩相当量をスマートフォンアプリで記録することができます。アプリでは、管理栄養士監修のレシピも提供され、簡単においしい減塩料理を楽しむことができます。
『ソルとも/Saltomo』を導入すれば、「計量の手間なく」「おいしさを犠牲にせず」「食塩使用量を見える化」して、健康的な食生活を送ることができます。
食のバリアフリーを目指す
調味料IoTデバイス
プッシュタイプ
1プッシュで一定量(0.3g)の顆粒調味料を排出。プッシュするだけで計量レスでおいしい減塩料理を作ることができます。プッシュ回数はSaltomoアプリに記録され、毎日の食塩使用量を見える化します。
直径55mm×高さ138mm(容器含む)
重量約148g(容器、電池含む)
※現在は食塩のみ対応。今後さまざまな調味料に展開します。
トレイタイプ
デバイスの上に市販調味料を載せるだけで、使った分量をすぐに計測&記録します。目分量も見える化できるので、いつもの味の再現性を高めるのにも最適です。
幅98mm×奥行き98mm×高さ43mm
重量約177g(電池含む)
の特徴
1プッシュで
計量いらず
プッシュタイプは押すだけで一定量の顆粒調味料が排出され、トレイタイプは垂らすだけで使用量を自動記録。
計量の手間をなくし、食塩摂取量の管理に関するストレスを取り除き、手軽に減塩食を実現します。手にしやすいサイズで誰でも簡単にプッシュできます。
※現在は食塩のみ対応。今後さまざまな調味料に展開します。
アプリで食塩
使用量を見える化
Saltomoデバイスに記録されたデータは、専用アプリに同期が可能。食塩使用量を見える化します。見える化することで、次の食事は「食塩を少なめにしよう」など、行動変容のきっかけにつながります。
病気療養後や健康管理のために厳格な食事療法が必要な方々にとって、これは健康への一歩です。
おいしさを
諦めない
食塩の見える化により食塩使用量の管理だけでなく、自分好みの味の最適な食事を選ぶことができます。
専用アプリでは、管理栄養士が開発した減塩レシピを配信。Saltomoによって料理の工程をシンプルにし、誰でもおいしく、手軽に減塩が叶います。
健康とおいしさを両立する
レシピ
Saltomoアプリにはおいしい健康の管理栄養士プロデュースの減塩レシピが満載。
グラム表記要らずで、表記のプッシュ数で味がきまります。
[管理栄養士のコメント]
味付けは塩だけで十分おいしい一品になります。素材そのものの良さを塩が引き出してくれるからです。
それぞれのレシピに合うおいしい塩の分量を考えて開発しました。
減塩だけどおいしい。料理をしない人でも簡単に調理を楽しめる。
誰もが続けていただけるように、おいしく簡単に減塩をサポートします。
Saltomo対応レシピには、食塩プッシュ数を表記しています。
※レシピの栄養価は、文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』より算出しています。
の利用シーン
取得したデータを用いたヘルスケアサービスの提供、
各種サービスとのデータ連携、調理家電との連動による
さらなるスマートキッチンの実現など、さまざまなケースでご活用いただけます。
ご家庭
-
減塩したい方の食事づくりに
(特に主治医より減塩の指示を受けている方) -
データクッキングによる、
食育のための男性や子供の家事参加 -
離れていても見守りたい、
高齢家族のケア
企業・施設
-
患者の健康管理
(計量・記録のストレス解消) -
飲食店での標準化業務効率化
(シェフトレーニング) -
Real Life Data活用による
マーケティング
(調味料利用のモニタリング)
開発者インタビュー
医療従事者の皆さんと
“塩少々”チャレンジ!
先生、塩0.5グラムを
正しく計れますか?
日本人の食塩摂取量を6〜7g/日とした場合、1食に含まれる塩分は2〜2.5g程度となります(!)。そのため、管理栄養士監修のレシピでは「0.5g」のように、とても細かい分量で調味料が記載されることがあります。しかし計量スプーンは「小さじ=5g」なわけですから、どうやって計るのか悩ましいところ。
そこで今回、食事指導のプロフェッショナルである医療従事者の先生方に、「塩0.5gってどのくらいの量ですか?」を目分量で計るチャレンジ企画を行いました。
「塩少々」チャレンジ結果
(挑戦者 66名)
計量器を使わずに目分量でピッタリ計ることは難しい、という結果になりました。
計れなかった方の中には、減塩意識が高いため極端に量が少ない方が多くみられました。
しかし「減塩=少なければ良い」では物足りない味付けとなり、おいしさを損なってしまいます。おいしくないと継続したいと思いません。
減塩は多過ぎても、少な過ぎても良くない。
適量を計ることが重要であり、適切に塩分量を管理することが健康とおいしさの両立につながることがわかりました。
計ることは、
健康とおいしさの両立
約70年前、栄養学の母と呼ばれる香川綾先生が計量スプーンを考案しました。だれもがおいしく健康的な食事を作るためには、レシピと適切な分量を計れる計量スプーンが必要と考えたことが始まりです。
現在も家庭になくてはならない計量スプーンですが、調味料を計る度に洗ったり、家族の食事を作る度に何度も計量するなどの課題がありました。
私たちはそこに着目し、計量をサポートするプロダクトを開発しています。
あたらしい食卓プロジェクトに
参加してみませんか。
あたらしい食卓プロジェクト、調味料IoTデバイス「ソルとも/Saltomo」に
ご関心をお持ちの企業・医療施設・教育機関・自治体・メディア様は、
下記より気軽にお問い合わせください。
私たちの毎日の食卓には、
もっと大きな可能性が
あるのではないだろうか?
食事づくりを、もっと楽しく簡便に。
いつもの食事を通じて、
健康になれるように。
食品の包装容器を手がける
東洋製罐グループ、
食と健康のパーソナライズアプリを提供する
おいしい健康、
電機メーカーのシャープ。
垣根を超えた
オープン・イノベーションによって、
未来の「あたらしい食卓」を創造する
プロジェクトが、始動します。
最新情報
- 2024.01.11 東洋製罐グループホールディングス株式会社(東京都品川区)にてプレス向け発表会を行いました( プレスリリース )
FAQ
A:まだ価格は確定しておらず、検討中です。引き続き実証実験を実施し、デバイス、アプリともに改善を加えた上で検討いたします。
A:将来的に販売を予定しておりますが、時期は検討中です。
A:まだ具体的な導入事例はございませんが、展示会等でご試用いただいた方々から率直で貴重な意見が寄せられています。これらの意見を順次、共有させていただきます。
A:具体的なイベントやマイルストーンについては未確定ですが、次に期待できる進展や新たな情報については、進捗があり次第、お知らせいたします。
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