提供:ニュートリー株式会社
“自宅での介護食作り”と聞くと、大変という印象があるのではないでしょうか?
実際に、クックパッドをご利用中で介護をされているユーザーさんに、どのような
介護食を提供しているのか聞いてみました!
「手作りをしている」と答えた方が8割以上に上りました。
みなさん、手作りや市販品の活用など工夫されているようですね。
介護食の形態も刻んだもの、ドロドロしたもの、やわらかいものなど介護が必要な方が食べやすいように「ひと手間」を加えたものを提供されているようです。
介護食を作っている方の中には、「急に介護が必要になって、正直、何を食べさせれば良いかわからない・・・」、「食べにくそうだけど、このままで良いの・・・?」といった声をよく聞きます。皆さんも今の食形態が適切か、不安に感じたことはありませんか?
噛む機能が低下しているなら、刻んだものやドロドロした食形態で問題ありません。でも、飲み込みにくそうだったり、咳き込んだりするのであれば、医療機関や介護施設で広く提供されている とろみ や ゼリー を試してみてはいかがですか?
とろみをつけるには片栗粉ではダメですか?
飲み込む力が低下した方は、サラサラとした液体が飲み込みにくいため、液体の流れるスピードをゆるやかにする必要があります。
片栗粉で作ると、口の中に入れた際に、唾液内のアミラーゼに分解されてサラサラに戻ってしまう ので、医療機関で選ばれている「とろみ材」を使いましょう。
ゼリー状にするにはゼラチンや寒天でも良いの?
ゼラチンで作ったゼリーは、 20℃以上になると溶け出してしまう ため、口の中でサラサラになってしまいます。寒天は噛むと小さなカケラになり 口の中でうまくまとまりません。
ゼリー状にするには、医療機関で選ばれている「ゲル化材」を使いましょう。