見た目年齢は姿勢にあらわれる 今日からはじめる美姿勢キープ生活
提供:旭化成ファーマ株式会社


姿勢と身長、骨密度の関係
すっと伸びた姿勢でいるためには筋肉、そして背筋を通っている骨、脊柱(背骨)がポイントです。
筋肉はいつからでも鍛えることはできますが、ちょっと意識したいのは骨の健康のバロメーター、骨密度です。骨密度が低下すると骨の中は徐々にウエハースのような状態になり、見た目では身長が低くなったり背中が曲がる他、体の中では痛みを感じないまま骨折している場合もあります。
まずは、簡単にセルフチェックの方法で骨の健康を確かめてみましょう。
また、2cm以上の身長低下は骨粗鬆症のサイン。ご自身の身長の変化にも目を向けてみましょう。

監修 公益財団法人骨粗鬆症財団 理事長 折茂肇

骨密度が減少しはじめる40代
一般的に骨密度は20歳から40歳くらいまでが最も高く、年齢とともに低下していきます。男性の場合は年齢とともに緩やかに低下していく一方で、女性はホルモンの影響で急激な減少が起こります。40歳以降は骨密度をなるべく低下させないような生活習慣を意識することが大切です。

骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版.P14より一部改編

今日からはじめてみよう 骨キープ術
気づいたら早めに対策。今日からすぐにはじめられるコツをお伝えします。
骨キープ術① 骨の栄養素・ちょい足し
骨の栄養に欠かせないのがカルシウム、ビタミンD、ビタミンK。これらの栄養素は意識しないと食べない食品に含まれていることが多く、魚、大豆製品、乳製品、青菜、海藻類が代表的な例です。
ちなみに、これらの栄養素は残念ながら摂りだめができず、なるべく毎食摂取することが大切です。そこでおすすめしたいのがちょい足しに役立つ食品。粉チーズ、すりごま、ちりめんじゃこ、乾燥わかめや青のり、板海苔、干しえび、きなこなどがおすすめ。
例えば、粉チーズやじゃこ、ごまは料理にふりかけたり、きなこはヨーグルトとも相性がバッチリ。わかめや海苔などは汁ものの具にもなります。


骨キープ術② 日光と適度な運動
骨の栄養に必要なビタミンDの80%は日光に当たることで生成されます。しかし、シミ・そばかすが気になる女性にとってはなかなか受け入れがたいもの。食事の他にサプリメントも上手に活用してみましょう。
また、骨は負荷が加わることで、骨密度がアップすることが知られています。ウォーキングはかかとの骨が地面に当たるため、予防としては
効果的。普段から運動不足にならないことはスタイルキープの他、骨にとっても大切です。




院長 善方 裕美先生
「骨検」で医療機関を
探して一度検診に
いってみましょう!
「骨検」で医療機関を探して一度検診にいってみましょう!
今の自分の骨密度が減らないように、ちゃんと維持するためには朝食、昼食、夕食と欠かさず3食摂り、たっぷり睡眠、ちゃんと運動することが基本です。
骨粗しょう症は、サイレントディジーズ(無言の病気)といわれていて、多くの場合、骨折するまで痛みなどの症状があらわれません。できれば40代前後からはじまる更年期のタイミングで、一度骨密度検診をして自分の骨密度を知り、将来の健康計画に役立てていきましょう。
「骨検」では検診ができるお近くの医療機関を探せるので、ぜひ活用してみてくださいね。
