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関節リウマチってどんな病気?気になる人はセルフチェックを

家族ができたことで、治療に向き合うことの大切さを実感

ジュンヤさん(仮名)会社員・44歳

30年前、中学生のときに関節リウマチを発症。高校時代は病気と向き合うことができず、就職当初は忙しさから治療は後回しに。結婚して子供ができたことで考えを改め治療を本格的に開始。

14歳で発症。股関節に痛みを感じて、整形外科へ

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関節リウマチってどんな病気?気になる人はセルフチェックを

家族ができたことで、治療に向き合うことの大切さを実感

ジュンヤさん(仮名)会社員・44歳

30年前、中学生のときに関節リウマチを発症。高校時代は病気と向き合うことができず、就職当初は忙しさから治療は後回しに。結婚して子供ができたことで考えを改め治療を本格的に開始。

14歳で発症。股関節に痛みを感じて、整形外科へ

私が関節リウマチを発症したのは、まだ中学生のときでした。最初は股関節に痛みを感じたのですが、部活でテニスをやっていたので「運動で痛めたのかな」と、そこまで深刻には考えませんでした。整形外科を受診して、レントゲンでも問題はなく、痛み止めの薬を飲んでそのまま部活も続けていました。

ところが、高校に入学してから、今度は股関節だけでなく肩にも痛みが出るように。母の勧めもあって、病院で精密検査を受けた結果、関節リウマチと診断されたのです。当時はネットで検索しても、関節リウマチがどんな病気なのか分からず、なかなか「病気と向き合おう」という気持ちになれなかったのを覚えています。今思うと、早い段階でしっかりと治療を受けていればよかったなと、後悔しています。

ジュンヤさん(仮名)

ジュンヤさん(仮名)

結婚、子どもの誕生で、治療に向き合えるように

結婚、子どもの誕生で、治療に向き合えるように

大学時代に関節リウマチ専門の医師に診てもらうようになり、関節破壊を抑えるための治療を始めました。大学卒業後は、臨床検査技師として地元のクリニックに就職。幸い、立ちっぱなしの仕事ではなかったので、体への負担も少なく、疾患があっても自分のペースで働ける環境でした。ただ、社会人になると仕事が忙しくなってしまい、再び治療からは遠ざかってしまって……。新人だったので平日に休むのが難しく、痛み止めでコントロールできていたこともあり、体のことは後回しになっていました。でも、実は痛み以外にもだるさや微熱など、いろいろと症状は出ていたんです。

そして、いよいよ痛みにも耐えられなくなり、大学病院に通うことに。そこで治療を強化したところ、症状はとても良くなりました。ちょうどその頃、結婚して子どもができたこともあり、「今度こそしっかり治療に向き合おう」という気持ちになっていました。

私の主治医は、ご自身も関節リウマチを発症しています。病気のつらさを分かってもらえるのが、嬉しいですね。30歳のときに股関節の人工関節手術を受けたのですが、そのときは落ち込んでいる私に、「手術で歩けるようになったら、出かけることもできるよ」と明るく話してくれて、勇気づけられました。

休憩時間のストレッチで、できるだけ体を動かす

休憩時間のストレッチで、できるだけ体を動かす

今は、歩いたり仕事をしたりするのには問題はないのですが、かがむのが難しい状態です。日常生活では、靴紐を結ぶ、足の爪を切るなどの動作で、膝が曲がりにくいためやりにくさを感じます。靴下を履くのに苦労するのですが、便利なグッズもあるので、そうした道具を積極的に活用しています。

また、関節リウマチは次第に体が動かしにくくなってくる病気ですので、なるべく体を動かして、可動域を増やす努力をしています。同じクリニックで働く理学療法士の同僚に、関節に負担がかからない体の動かし方を教えてもらい、休憩時間に運動をしています。特に股関節には負担がかからないように、お尻の筋肉を鍛えるようなストレッチを取り入れています。

男性2

私のように、診断されてから治療まで間が空いてしまうと、症状が進行してしまうことも。しっかり診断がついたのであれば、できるだけ早めに治療を受けたほうがよいと思います。病態に合った治療を続けることで関節破壊を防ぐこともできますので、心配事があれば医師に相談してみることをお勧めします。

周囲に病気のことを伝えて、正しく理解してもらうことが大事

マツさん(仮名)パート・55歳

関節リウマチ治療歴3年。職場の人に病気のことを伝えることで助けてもらいながら、無理のない範囲で仕事を続けられている。

50代前半で更年期を疑い婦人科へ

枠

私のように、診断されてから治療まで間が空いてしまうと、症状が進行してしまうことも。しっかり診断がついたのであれば、できるだけ早めに治療を受けたほうがよいと思います。病態に合った治療を続けることで関節破壊を防ぐこともできますので、心配事があれば医師に相談してみることをお勧めします。

男性2

周囲に病気のことを伝えて、正しく理解してもらうことが大事

マツさん(仮名)パート・55歳

関節リウマチ治療歴3年。職場の人に病気のことを伝えることで助けてもらいながら、無理のない範囲で仕事を続けられている。

診断がつくまでに1年。病名が分かって安心できた

私が関節リウマチだと分かったのは3年前です。症状としては、朝に手がこわばったり、同じ姿勢を長く続けていると動くときに足に痛みがあったり、ゆっくりでなければ歩けなくなることがありました。もしかしたら更年期症状かもしれないと思い、まずは婦人科を受診。でも、ホルモン値には問題がなく、医師から「関節リウマチではないか」とアドバイスをもらい、整形外科へ。血液検査をしたところ、初期の段階で気付くことができました。

もともと関節リウマチには「重い病気」というイメージがあったので、最初に病名を聞いたときにはショックでしたね。指が曲がってしまうなどの骨の変形や、一生薬を飲み続けなければならないことが不安だったんです。ただ、担当の先生からは「薬で症状を抑えることができれば普通に生活できる」と言われて、少しホッとしました。

女性

女性

工夫次第で暮らしやすく。手の届くところに物を収納

工夫次第で暮らしやすく。手の届くところに物を収納

関節リウマチと診断されてからも、生活するうえでは特に不便な症状はなく、家事も普通にできています。とはいえ、どうしても体をかがめるのが大変なので、収納のレイアウトを工夫しています。玄関では靴箱の上のほうに自分の靴を置くようにして、台所では包丁やフライパンを吊るすようにしました。自分の手の届く範囲に物を置くことで、毎日の動作が楽になります。また、手先をあまり使わなくてすむように、洗濯物はハンガーに干して、そのままクローゼットにしまっています。食事も、それまでは育ち盛りの子どもたちに合わせて肉中心の食事でしたが、野菜中心のヘルシー志向に変わりました。

仕事は、パートで事務職をしています。私の症状は軽いのですが、一緒に働く人たちには病気のことを伝えています。だから、重いものを持とうとすると「ダメダメ!」と言って、手伝いに来てくれるんです。最初は、関節リウマチだと伝えることが恥ずかしいという気持ちもありましたが、周りの人たちに正しく病気のことを知ってもらうことは大切ですよね。無理のない範囲で頑張れるようになりました。

信頼できる情報を見極め、知識を身に付ける

信頼できる情報を見極め、知識を身に付ける

今は月に1回のペースで外来を受診し、血液検査で数値を見てもらっています。主治医の先生とは、何でも相談できる関係性が築けています。一度、帯状疱疹になったときには、すぐに見つけていただき、大事に至らずにすみました。とても話しやすい先生なので、関節リウマチの症状以外でも、気になる不調があれば気軽に相談できるのが嬉しいです。

関節リウマチの治療では、気の合う先生を見つけるのが一番。もし、先生に言いづらいと感じてしまうようだったら、セカンドオピニオンを受けるのも一つの選択だと思います。そして、納得して治療を受けるためには、私たち患者も病気についての知識を身に付けることが大事ではないでしょうか。

女性2

私の場合、関節リウマチに関する情報はインターネットで調べることが多いです。個人のブログやSNSなどは、読んでいて不安になってしまうこともあるので注意が必要。民間療法や健康サプリといった根拠が確かではない情報が含まれていることもありますので、できるだけ公的な機関から発信される情報を見るようにしています。

枠2

私の場合、関節リウマチに関する情報はインターネットで調べることが多いです。個人のブログやSNSなどは、読んでいて不安になってしまうこともあるので注意が必要。民間療法や健康サプリといった根拠が確かではない情報が含まれていることもありますので、できるだけ公的な機関から発信される情報を見るようにしています。

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医師と患者さんが同じ目標に向かって治療を進めていくために、症状のことや生活上の希望を積極的に医師に伝えることが大切です。本冊子では、医師とのコミュニケーションのヒントになるような患者さんの体験談を収録しています。

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