食塩のとり過ぎが血圧を上げることは、多くの研究や統計などから指摘されてきました。
ただし、この食塩による血圧上昇の程度(食塩感受性)には個人差があり、食塩を多くとっても全く
血圧が上がらない人もいます。
家族に高血圧の多い人や高齢者では、食塩を多くとると血圧が上がる人が多いようです。
肥満が高血圧の大きな危険因子であることは、多くの研究や調査で明らかになっています。
特に内臓脂肪型肥満(上半身型肥満・リンゴ型肥満)が、血圧の上昇と関連が深く、こうした肥満者が
体重を減らすと、実際に血圧が下がるという報告があります。
怒り、悲しみ、緊張が続く、つらい体験などによるストレスを「情動的ストレス」
といい、情動的ストレスが、少なくとも一時的に血圧を上昇させます。
高血圧の予防には、かかったストレスはなるべく早く解消し、心身ともにリラックスすることが大切です。
(※参考:厚生労働省ホームページ)