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関節リウマチと診断されたのは20代前半。就職や転職に伴う転居で、病院を変更しながら治療を続けることに。さまざまな薬を経験し、自分にとって「続けやすい」治療にたどり着く。
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関節リウマチと診断されたのは20代前半。就職や転職に伴う転居で、病院を変更しながら治療を続けることに。さまざまな薬を経験し、自分にとって「続けやすい」治療にたどり着く。
最初に異変を感じたのは23歳の冬。朝に手のしびれを感じて整形外科を受診したのですが、関節リウマチとは診断されず。その後、暖かくなるにつれて症状も治まっていったので、あまり気にしていませんでした。それが夏になって一変。手がひどく痛むようになって、ペットボトルを開けられないほどに。慌てて別の病院に行くと、先生から「念のためチェックしておこうか」という話があって、関節リウマチの検査を受けることになりました。
その結果、関節リウマチと診断されたときは「まさか」という感じで、本当に驚いたと同時に「関節リウマチって治るの?」と不安な気持ちになりました。
診断後は紹介してもらった総合病院のリウマチ科に通うことに。最初の診察で先生から関節破壊や寛解についての詳しい説明を受けました。そこで「今は薬もいろいろな種類があるので大丈夫ですよ」と励ましていただいたおかげで、前向きに治療に取り組もうという気持ちに切り替えられましたね。
それから抗リウマチ薬を飲むようになり、少しずつ検査値は下がっていったのですが、手の腫れは引かないまま。治療を始めて3カ月ぐらいで、薬の変更を検討するタイミングだったんですが、当時、私は大学院の最終年で国家試験に向けた勉強の真っ最中。毎日、講義がびっしり詰まっていて、時間のかかる総合病院での治療を続けていくのが難しい状況でした。そこで、先生に相談して病院を変えることに。近くのクリニックを紹介してもらいました。
それから、卒業までは紹介してもらったクリニックに通っていましたが、就職を機に引っ越すことに。転居先で新たな病院を探したんですが、ほとんど診察をされないまま薬を処方されることもありました。炎症の数値は低いものの手の腫れが改善されていなかったため、早く安心して通える病院を見つけたかったんですが、なかなか巡り会えないまま。それで、住んでいる場所から少し離れた総合病院に足を伸ばしたら「骨の破壊が進んでますね」と言われたんです。本当に寝耳に水で、非常にショックを受けたのを鮮明に覚えています。
症状が悪化していることが分かって「治療を続けてきたのに」と気持ちが沈んだと同時に、医師に対する意思表示の大切さも痛感しました。私の場合は手の腫れや痛みがおさまらず、ずっと気になっていたのですが、しつこいくらいに伝えたり、検査をお願いすることはしていなかったので、医師に深刻さが伝わらず、結果的には悪化してしまいました。関節リウマチは、症状もひとそれぞれですし、薬の選択肢も多いので、痛みや腫れなどの症状をしっかり伝え、よく相談することが大切だと思いましたね。
その後、治療を強化することになったのですが、現在は、薬の種類を自己注射から飲み薬に変更。心身ともに負担が軽くなったと感じています。関節リウマチの薬は、効果や金額はもちろん、「続けやすさ」も重要な要素だと思います。
私の場合、就職や転職のタイミングに治療をしていたこともあって「ひと段落ついてから相談しよう」と、気になったことを医師に言わないで先延ばしにしてしまったため、もっと早く話しておけばよかったと思うことがあります。
関節リウマチは症状もひとそれぞれで、薬の種類も多いので、勝手に判断しないで、少しでも疑問に思ったことや気になることは医師に相談するといいと思います。
私の場合、就職や転職のタイミングに治療をしていたこともあって「ひと段落ついてから相談しよう」と、気になったことを医師に言わないで先延ばしにしてしまったため、もっと早く話しておけばよかったと思うことがあります。
関節リウマチは症状もひとそれぞれで、薬の種類も多いので、勝手に判断しないで、少しでも疑問に思ったことや気になることは医師に相談するといいと思います。
28歳のときに関節リウマチの診断を受ける。病気に関して周囲から理解を得られず、苦労した経験も。それでも下を向くことなく、前向きに治療に取り組んできた結果、痛みは生活に支障がない程度に抑えられている。
28歳のときに関節リウマチの診断を受ける。病気に関して周囲から理解を得られず、苦労した経験も。それでも下を向くことなく、前向きに治療に取り組んできた結果、痛みは生活に支障がない程度に抑えられている。
始まりは足のむくみ。足首とふくらはぎが同じぐらいの太さになって、これは明らかにおかしいと思っているうちに起き上がれないぐらい体が痛むようになりました。それで病院に行ったら入院することになって、改めて膠原病内科を受診した結果、関節リウマチと確定診断を受けました。
当時、28歳でした。
異変を感じてから1、2カ月ぐらいの出来事でしたが、関節リウマチは中年の方がなる病気というイメージがあったので、診断を受けたときは非常に驚きましたね。
診断を受けて、私自身は「治療法が分かって良かった」という気持ちの方が大きかったんですが、周囲には、なかなか理解してもらえませんでした。再婚を考えていた人に「病気の人とは結婚できない」と言われたり、主治医から「結婚と妊娠は諦めたほうがいい」と言われてしまったり、つらい経験もしましたね。
でも、当時の私は、意外と落ち込まなくて、できないことも受け入れるしかないという気持ちでした。どうしようもないことで悩んでいてもしょうがないので、これから何をどうしたいか考えていかなきゃと思っていましたね。当時、5歳の子どもがいて「この子を育てなきゃ」という思いが強かったので、気持ちを切り替えられたのかもしれません。
発症後に言われたことは、思い返してみると偏見だなと思います。先生は、「長く続く治療に覚悟を持って臨みなさい」という意味でかけた言葉だったのかもしれませんが、診断直後だったこともあり、ショックでしたね。
治療が始まって、リウマチ薬を飲むようになったのですが、体の痛みがなかなか治まらず、薬の量を徐々に増やしていくことに。その過程で、線維筋痛症を発症したために薬の内容にも変化がありました。
そうした変更は、基本的には医師から提案をしてもらって相談しながら決めるようにしています。今、担当してもらっている先生は非常に丁寧に説明をしてくださるので、こちらとしても、とても質問しやすいです。疑問が解消できているので前向きに治療に臨めています。
関節リウマチの治療は、受け身でいては不安を払拭できないと思います。自分から積極的に質問しないと医師も答えてくれないので「自分の体に興味を持ってよく観察し、気になったことは全部聞く」、これは大切だと思いますね。
関節リウマチ治療中は、疲れやすい自覚はあるけれど、つい無理をしてしまうという方も少なくないと思います。でも、働きすぎ、頑張りすぎは本当に禁物です。私自身、過労で休職してしまった経験があります。病気の後ろめたさから頑張りすぎて体を壊してしまっては元も子もありません。時には、できないことはしょうがないと割り切ることも必要だと思います。
※この記事は個人の体験に基づくものであり、すべての患者さんが同様であるわけではありません。
関節リウマチ治療中は、疲れやすい自覚はあるけれど、つい無理をしてしまうという方も少なくないと思います。でも、働きすぎ、頑張りすぎは本当に禁物です。私自身、過労で休職してしまった経験があります。病気の後ろめたさから頑張りすぎて体を壊してしまっては元も子もありません。時には、できないことはしょうがないと割り切ることも必要だと思います。
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