慢性腎臓病(CKD)ステージ3b、糖尿病性腎症、フレイルの方に向けた食事支援機能を提供開始
おいしい健康をご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回のアップデートでは、下記5つの「食事テーマ」が追加され、「乳がん」に関しましては、治療中・治療後の身体状態に合わせてお選びいただけるようになりました。
新たに追加される食事支援サービスの対象
・慢性腎臓病(CKD)ステージ3b
慢性腎臓病(CKD)ステージ3bでは、たんぱく質制限への配慮の他に、塩分やカリウムの過剰摂取にも注意が必要です。たんぱく質を多く含む食材(肉、魚、卵、大豆・大豆製品など)の使用量の考慮、減塩では物足りなさを補うために香味野菜や酸味などの風味を活用したり、カリウムを減らす工夫(茹でこぼす・水さらし、カリウム量の少ない食材を使用する)などの食事の工夫をしましょう。
・糖尿病性腎症(第1期、第2期、第3期)
糖尿病性腎症とは、糖尿病で高血糖の状態が長く持続することで、腎臓内部に張り巡らされている細小血管が障害を受けることで腎機能が低下した状態のことをいいます。糖尿病三大合併症の1つとされている疾患で、日本における維持透析(血液透析・腹膜透析)導入の原疾患の第1位でもあります。糖尿病性腎症の進展の予防には、肥満是正、禁煙とともに、厳格な血糖、血圧、脂質の管理が最も重要とされ、病期に合わせた適切な食事療法が大切です。
・フレイル(年齢に合わせた体作り)
フレイルとは、年齢を重ねるのに伴って体力や気力、社会的なつながりが低下した状態のことをいい、健康な人と要介護状態の間に位置付けられています。早期の段階で適切な対応をすることで進行を防ぎ、健康的な状態へ戻ることも期待できます。フレイル対策として、食事は大切な生活習慣のポイントと考えられています。
※年齢を重ねるに伴って体力低下などが気になる、40歳以上の方を対象としています。
リニューアル
乳がんにおいて、治療中・治療後の身体状態に合わせてお選びいただくことができるようになりました。
※術後への食事対応は準備中です
- 抗がん剤治療中
- ホルモン療法中
- 放射線治療中
- 治療を終えた・経過観察中
治療による副作用で食事をとることが困難になる場合がありますが、調理や食材選びの工夫によって食べやすくなることもあります。症状がつらい時には無理せずゆっくり休むことも大切です。また、治療方法によっては、骨密度の低下などがみられる場合もあるため、カルシウムが多く含まれる食材(牛乳や小松菜など)やカルシウム吸収の助けとなるビタミンDが多く含まれる食材(魚やきのこなど)も意識しましょう。
それぞれ、毎日の栄養管理、調理の負担を軽減、料理が楽しくなるようなコンテンツを提供します。
病名・お悩みは「プロフィールページ(マイページ)」から変更できます。
詳しい変更方法はこちらをご確認ください。
※ 最大5つまで同時選択ができます。
※ 複数選択が可能ですが、組み合わせによって(食事管理の方向性が異なる場合など)はご選択いただけない場合がございます。
※食事基準についてはこちら
おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、さまざまな事情で食事にお困りの方に向けて、今後も引き続きサービスを改善してまいります。
ご不明な点やご質問などございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。
今後ともおいしい健康をどうぞよろしくお願いいたします。