「おいしい健康」の栄養基準が変わります
おいしい健康をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、「おいしい健康」の栄養基準が変わります。今回の変更は「日本人の食事摂取基準」の改定に伴う変更です。
〈栄養基準変更の経緯〉
「日本人の食事摂取基準」は健康増進法に基づき栄養素の量の基準などを厚生労働大臣が定めるもので、5年ごとに栄養に関する世界中の新しい研究成果などを反映し、日本人に必要な栄養素の量がより適切になるよう、各栄養素の基準値の改定が行われています。
おいしい健康ではこれまで、2015年版に基づいた年齢区分、栄養価の基準等を設定しておりましたが、2020年版が厚生労働省より発表されましたことに伴い、現在、栄養基準の改訂作業を進めております。
〈栄養基準変更の例〉
栄養基準変更の具体的な例として、食塩相当量(塩分)はこれまで男性8g以下/日のところ、7.5g以下/日に引き下げられましたため、1食分の基準としては2.8g以下から2.6g以下になります。
〈変更にあたって必要な操作〉
ご利用の端末で現在お使いの設定(食事のテーマ等)を変更いただく必要は特別にはございません。従来通り、お使いいただければと思います。
〈献立帳の表示について〉
これまで「お気に入り」に登録いただいていた献立が、栄養基準に合わなくなる(過剰や不足の表示が出る)場合がございます。「献立帳」をご利用いただく上で不都合となるような大きな差異ではございませんが、気になる場合は、お手数ですが、組み合わせるレシピの調整をしていただけると幸いです。
また、改定内容がアプリ内の栄養価表示へ反映するまでの期間はお手元の端末により差がございます。そのため「対応完了のお知らせ」から1日から2日程度、2015年版で表示される可能性がございます。ご了承ください。
▼表示が変更となる場所
「食事基準」1日および1食あたりの栄養基準
「献立帳」栄養価表示(円グラフ)
円グラフの中の栄養価の分母の値が変わります
▼「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の主な変更点
ここでは、多くの方に関係する「年齢区分」「食塩相当量(塩分)」「食物繊維量」について記載いたします。
・50歳以上の年齢区分
50歳〜69歳、70歳以上 → 50歳〜64歳、65歳〜74歳、75歳以上の3区分に変更。
・食塩相当量(目標量)
男性:8.0g/日 → 男性:7.5g/日
女性:7.0g/日 → 女性:6.5g/日
・食物繊維量
男性:18歳〜69歳 20g以上/日、70歳以上 19g以上/日
↓
18歳〜64歳 21g以上/日、65歳以上 20g以上/日
女性:18歳〜69歳 18g以上/日、70歳以上 17g以上/日
↓
18歳〜64歳 18g以上/日、65歳以上 17g以上/日
「年齢区分」「食塩相当量」「食物繊維量」以外の食事摂取基準の内容については、以下の厚生労働省の該当サイトをご参照ください。
厚生労働省 日本人の食事摂取基準
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
※「おいしい健康」で設定されている病態や年齢、性別により、変更となる栄養素や数値はお一人ごとに異なります。