産後(授乳期)の方とCKD(慢性腎臓病)の方に向けた食事支援機能を提供開始
おいしい健康をご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回のアップデートでは、下記の「食事のテーマ」が追加されました。
新たに追加される食事のテーマ
- ・産後
- 母乳
- 混合栄養
- ミルク
- ・CKD(慢性腎臓病)
- ステージ1
- ステージ2
- ステージ3a
新たに追加される食事支援サービスの対象
- ・産後の授乳期の女性
- 母乳育児中の女性
- 母乳とミルク(人工栄養)を併用されている女性
- ミルク育児中の女性
- ・CKD(慢性腎臓病)の下記のステージで食事管理が必要と医師に診断された方
- ステージ1
- ステージ2
- ステージ3a
産後は生活リズムが大きく変化するとともに出産による体力の低下もあり、毎日の家事をすることに大変さを感じる方も多くいらっしゃることが想像されます。加えて、昼夜を問わない調乳・哺乳が必要であるために、睡眠時間が十分に確保できずに疲労を感じたり、赤ちゃんのお世話で食事づくりが難しい日が続くこともあるかと思います。
また、昨年発表された食事摂取基準2020年版の「生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連」項目では、重症化予防の観点から「慢性腎臓病」が新たに設定され※1、CKDの進行を遅らせるためには、CKDの早期発見とともに早い段階から血圧や血糖値、血清脂質の管理など、食事を含めた生活習慣の改善が望ましいとされています※2。
※1 厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版) 各論 慢性腎臓病(CKD)
※2 一般社団法人 日本腎臓学会
エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018
今回のリリースでは、産後の授乳期の方に向けて、また、腎臓の慢性疾患を有する方や腎機能の数値に異常が見られる方に向けて、適したレシピ検索と献立作成機能のサービスを追加しました。
授乳期の方へは食事づくりのお困りごとの軽減を目的に、調理の手間が少ないレシピや調理時間の短いレシピ、母乳育児中に必要なエネルギーを手軽に補給できるような軽食レシピを選びやすくすること、また、CKDの方には腎臓をいたわることを目的に、献立を立てる手助けとなるような塩分やエネルギーの適正量を考慮したレシピを選びやすくすることなど、日々の食事管理のサポートを管理栄養士監修の豊富なレシピとIT技術を活用し、エビデンスに基づいた提案で支援いたします。
おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、様々な事情で食事にお困りの方に向けて、今後も引き続きサービスを拡大してまいります。