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緑黄色野菜「さやいんげん」は栄養たっぷり優秀野菜!

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料理に彩りをプラス

煮物や洋食の付け合わせなど、料理に彩りを添えるさやいんげん。栽培しやすく1年に3度も収穫できることから、別名「サンドマメ」ともよばれます。通年出回っており、冷凍食品もあるので手に入りやすさが魅力!
この機会に調理法を再確認して、さやいんげんを上手に食事に取り入れましょう♪

さやいんげんの栄養

さやいんげんは緑黄色野菜で、タンパク質を構成するアミノ酸、ミネラル、ビタミン、食物繊維等が幅広く含まれています。中でもβ-カロテンが多く含まれるため、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力アップに役立ちます。また、油を使った料理と合わせるとβ-カロテンの吸収がアップします。
ビタミンB2、必須アミノ酸であるリジン、アスパラギン酸が含まれ、これらの栄養素には夏バテの予防や疲労回復効果があります。

選び方のポイント

さやの緑色が鮮やかで、豆の形がはっきりと出ておらず、太さが均一なもの。さやの先までピンとハリがあり、傷や黒ずみが無いものを選びましょう。

調理のポイント

煮崩れしにくいので扱いやすく、煮物や炒め物、和え物など幅広く使えます。たまに食べにくい筋があるものも混ざっているため、調理の最初に両端を少し折って筋がないか確認しましょう。
ここでは下ゆでの方法をご紹介します。色鮮やかに茹でるには、1〜2%程度の塩を加えたお湯で茹でましょう。塩味をつけたくない場合は塩を加えなくても構いません。茹で時間は料理に合わせて2〜3分が目安。茹で上がった後に水に取ると水っぽくなってしまうため、すこし固いくらいの茹で具合でザルにあげ、重ならないように広げてうちわなどで急速に冷まします。
また、冷凍さやいんげんの解凍も茹でる方法がオススメ。沸騰したお湯に凍ったままのさやいんげんを少しずつ入れて(お湯の温度を下げないようにするため)さっとくぐらせたり、炒め物の場合は凍ったままカットして加熱しましょう。このほか、キシキシとした歯ごたえが苦手な場合は、繊維に沿って縦に切ると気にならなくなりますよ。

旬と保存の方法

旬は、6~9月。市場では、産地が変わって周年出回る野菜です。保存はポリ袋に入れて野菜室に。

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ただし、低温に弱いため早めに調理しましょう。すぐに使いきれない場合は、固ゆでにしてラップに包み、冷凍保存するのがおすすめです。

さやいんげんを使ったおすすめのレシピ

気軽に作れる やみつきチョップドサラダ
たっぷりの野菜が摂れる一品!野菜を刻むことで嵩がへり、生野菜でもとっても食べやすく、日頃から取り入れたいサラダ◎
いんげんとラディッシュのハーブサラダ
ハーブの風味が爽やかな、シンプルサラダ。いんげんはビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれる緑黄色野菜です。
牛肉と野菜のホイル焼き
ホイルに包んでフライパンで焼くだけ!牛肉には、味覚を正常に保つ上で重要な亜鉛が豊富に含まれています。

さやいんげんの栄養価

エネルギー
11 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.6 g
脂質
0.1 g
炭水化物
2.8 g
食物繊維
1.1 g
糖質
1.7 g
カリウム
200 mg
カルシウム
19 mg
マグネシウム
8 mg
リン
22 mg
0.3 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
20 µg
ビタミンE
0.3 mg
ビタミンB1
0.05 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.05 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
73 µg
ビタミンC
5 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
29 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
11 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.6 g
脂質
0.1 g
炭水化物
2.8 g
食物繊維
1.1 g
糖質
1.7 g
カリウム
200 mg
カルシウム
19 mg
マグネシウム
8 mg
リン
22 mg
0.3 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
20 µg
ビタミンE
0.3 mg
ビタミンB1
0.05 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.05 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
73 µg
ビタミンC
5 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
29 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です
編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士