あなたの栄養状態などへの“気付き”につながる-6項目の栄養バランスのセルフチェック方法<PR>
公開日: 2025年9月26日
「塩分は控えめにしている」「野菜をたくさん食べるようにしている」――。そんなふうに日々の食事に気をつかっているつもりでも、「塩分は適度に摂れているか」「食事のバランスは適切か」といったことを知るのは、実は難しいものです。食べ物の偏りや栄養素の過不足は、じわじわと心身に変化をもたらすことが多いので、見えにくく、感じにくい。
知らず知らずのうちに、体の中で“足りない”や“摂りすぎ”が起こっているかもしれません。今回は栄養モニタリングサービスのデータを使って、減塩の必要性や骨の健康にかかわるミネラルの重要性に気づくとともに、不足しがちな栄養素を上手に取り入れるためのコツをご紹介します。
Vivooは栄養状態などを見える化する“気づきのツール”
『Vivoo』は、ストリップ(試験紙)に尿をかけ、それを専用アプリで読み取るだけで、日頃の水分状態や栄養素などを簡単にチェックできる栄養モニタリングサービスです。食塩摂取量や水分レベルなどの栄養状態に関する項目(後述します)で、自分のスコアと位置付けを確認することができます。いわば今の栄養状態などを“指標で見える化”できるのが特長です。
「思っていたよりも塩分を摂っていた」「水分が足りないのかも」。テスト結果を知ることは、日々の食生活や生活習慣を見直すきっかけになります。Vivooは、そうした“気づき”を促すセルフチェックツールとして活用できるのです。
【Vivooのデータで見る】自分ではなかなか自覚しづらい塩分摂取の傾向
こうした指標の中でも、特に多くの人に関係が深く、見落とされがちな項目のひとつが「食塩摂取量」です。
「日本人の食事摂取基準」(2025年版)では、成人男性の食塩摂取量の目標は1日7.5g未満、女性で6.5g未満。その一方で、摂取量の平均は男性10.5g、女性9.0gとまだまだ多いのが現状です(「国民健康・栄養調査」(2022年版))。つまり、“塩分摂取が多めの傾向”にある人が多いことがわかります。実際にVivooを使っている方のデータを分析したところ、同様の傾向が見られたので、その結果をご紹介します。
・男性全体の約54%、女性全体の約47%が“塩分摂取が多い傾向”
・男性で特に高いのは30代(約61%)と、60代以上(約54%)
・女性で特に高いのは30代(約51%)と、40代(約51%)
このように性別や年代を問わず、約半数の人で「食塩摂取量が多い」傾向がありました。しかも、男女ともに30代が高い傾向が見られ、10〜20代でも約半数の人が塩分摂取が多い傾向にある状態でした。
「塩分の摂りすぎ」は中高年の健康課題にとどまりません。長期にわたる塩分の過剰摂取は、生活習慣病のリスクを高める可能性があるので、なるべく早くそのリスクに気付いて食事を見直すことこそが大切です。
【すぐできる】無理のない減塩の工夫
自分の状態を知ったら、次に大切なのは「どう行動するか」です。
まず気にしたいのが、日々の塩分の摂り方。2007~2019年の国民健康・栄養調査を分析した研究によると、日本人の食塩摂取源の7割程は調味料であることが分かっており(British Journal of Nutrition誌で2022年5月4日に公開)、特に調味料の選び方と使い方が肝になります。具体的に、どのように減塩に取り組めばよいのでしょうか。無理なく、すぐに取り組める方法を以下にご紹介します。
塩分を減らすためには、汁物の回数を減らす、ラーメンなどのスープを残す、調味料は“かける”より“つける”に変える、出汁や香辛料、食塩量の少ない調味料を活用する──そんな小さな工夫でも、減塩につながります。
【Vivooのデータで見る】骨の健康にかかわるミネラル
カルシウムやマグネシウムは骨の健康を維持するために重要なミネラルとして知られていますが、Vivooでは「骨の健康にかかわるミネラル」という測定項目で、摂取傾向を推定することができます。
Vivooを使っている方の「骨の健康にかかわるミネラル」の結果を以下でご紹介します。
・男性全体の約51%、女性全体の約45%で骨の健康にかかわるミネラルが不足している可能性
・男性でミネラルの不足割合が特に高いのは10〜20代(約57%)と、40代(約54%)
・女性でミネラルの不足割合が特に高いのは40代(約49%)と、30代(約48%)
このように男女ともに約半数の人に「骨の健康にかかわるミネラルが少ない」という傾向が見られました。また、男女ともに若い世代(10〜20代)の約半数がミネラル不足の傾向となっており、中高年や高齢の方以外でも注意すべき栄養素ということがわかります。
【すぐできる】骨の健康にかかわるミネラル摂取のための工夫
健康を維持するために、骨の健康は欠かせません。高齢になると骨がもろくなりやすく、特に女性は女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が激減する更年期に、骨の脆弱化が進みやすいので注意する必要があります。骨粗鬆症になると寝たきりになるリスクも高くなります。そのため、若いときから積極的に骨の健康にかかわるミネラルを摂取することが大切です。
カルシウムは骨の形成に欠かせない栄養素です。カルシウムは、牛乳、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、小松菜や水菜などの野菜類、ひじきや若芽などの海藻類に多く含まれています。中でも牛乳や乳製品は、一回に多くの量を摂取できる可能性が高く、効率よくカルシウムを摂取できます。
牛乳や乳製品を摂ることが効果的だとわかっていても、そのまま飲んだり食べたりするのは苦手という場合には、以下のように毎日の献立に取り入れることをおすすめします。
Vivooで見える、食習慣の傾向
Vivooでは、塩分や骨の健康にかかわるミネラル以外にも、現在の食生活に関わる6つの測定項目のデータをチェックすることができます。グラフで今までのスコアの推移を確認することもできるので、過去と現在の状態を比較しながら、変化を知ることも可能です。
ただし、これらの数値は疾病や診断につながるものではありません。あくまでも「現在の食生活が今の栄養状態などにどう影響しているか」に気付くための一つの手がかりとして活用するのがよいでしょう。
まとめ:体と“対話する時間”を持つことから始まる
Vivooのような栄養モニタリングサービスを通して、今の栄養状態などを知ることができます。食生活に気をつけて生活しているという方でも、実は塩分の過剰摂取や不足している栄養素があるかもしれません。
Vivooは、そうした“気づき”を与えてくれるツールです。指標を通じて“現在の自分の食生活”を振り返ることは、健康づくりの第一歩になります。まずは、自分の体に「今、どんな状態?」と目を向けることから始めてみませんか。
監修:おいしい健康 管理栄養士
※大塚製薬のVivoo公式サイトへ移動します。