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腎臓の働きが弱まると、人工透析により水分や老廃物を排出したり体液バランスを調整します。しかし透析を行っていない時は、食事で摂取した水分・塩分などが全て体内に蓄積されるため、一定量以上になると身体への負担も大きくなります。毎日の食事では身体に負担がかかりすぎないよう、ほどよく食事をいただくことが大切になります。
水分の摂取量に気をつける
水分は普段の飲料以外に、服薬時の水や日々の食事からも摂取しています。
- 水分の多いメニューや食品の摂りすぎに注意する
- 自分のコップを決めておき、100mlの量を把握できるようにしておく
食事からの水分(約1,000ml)
+服薬や飲水500ml程度
+服薬や飲水500ml程度
![](https://assets.oishi-kenko.com/kenko/assets/tieups/chugai/touseki_kihon/illust_point_1-5af8952444a77989b1216003290d594c5ab41a19c85823b0e782e904a187a230.png)
食塩は控えめにする
食塩は、摂りすぎると口が乾き水分が欲しくなりやすいため、摂取量を控えましょう。
- 塩味の代わりにだしの旨みや酢の物の酸味、香辛料を利用する
- 汁物・漬物は、1日の摂取量としていずれか1品までを目安とする
- 麺類は塩味が多いので食べる量に気をつける
6g程度
![](https://assets.oishi-kenko.com/kenko/assets/tieups/chugai/touseki_kihon/illust_point_2-29c886cd2084520d4d871039d8b896530d4fc6547b625fd504e2b65b6e4a1c58.png)
カリウムを摂取しすぎない
カリウムは普段食べるほとんどの食材に含まれます。カリウム量の多い食材を控えることも大切ですが、調理の工夫でカリウムを減らすことが可能です。
調理工程に「水にさらす」「茹でこぼす」などをプラスしてカリウムを減らす
![](https://assets.oishi-kenko.com/kenko/assets/tieups/chugai/touseki_kihon/illust_point_3-b6b718ae7e3f29bbccf4f53dc942996b8a980bb3ebbbc421f034e774f3481723.png)
1500mg〜1800mg程度
リンの摂取量にも注意する
リンはたんぱく質を多く含む食品に含まれます。たんぱく質の摂取量には注意が必要です。
- 目安となるたんぱく量をまもる
- インスタント食品やソーセージなど加工食品にはリンが多く含まれるため避ける
- 牛乳やチーズなどの乳製品には、リンが多く含まれているので1日100ml程度に留める。
700mg〜800mg程度
![](https://assets.oishi-kenko.com/kenko/assets/tieups/chugai/touseki_kihon/illust_point_4-5e94432b7ff35139102917dd781d89476c59c2fee3049048a7105094b0988eef.png)
透析中でも適切な量の
エネルギー・たんぱく質は摂取
透析中は食事に制限がありますが、少なすぎてもよくありません。カロリー不足に気を付けましょう。
- 揚げ物や炒め物など、油を活用して風味とともにエネルギーup
- 透析をされている患者さんでは「良質なタンパク質(肉・魚・大豆製品など)は、健常者と同じくらいの摂取が必要です。偏らずバランス良く摂取しましょう。
体格などによりますが、右記の栄養価基準を参照ください。
1食あたり、以下の栄養量として献立を作りやすいよう各レシピの分量を調整しています。
エネルギー量
:600〜700kcal
たんぱく質
:20〜25g
食塩相当量
:2〜2.5g
カリウム
:500〜600mg
リン
:250〜300mg
食事水分
:総重量として約500g
尚、カリウムは調理により2〜3割程度、レシピページにて表示する分量より減少します。
「食事の基本」監修:
川崎医療福祉大学 管理栄養士 市川和子先生
川崎医療福祉大学 管理栄養士 市川和子先生
アンケートへのご協力ありがとうございました