外から温めるだけじゃ×!冷え性を改善する食事
公開日: 2016年2月3日
冷えの主な原因は血行不良
冬になると、手足が冷えて眠れない、足がむくむ、しもやけができる…。こんな経験はありませんか?身体が、芯から冷えてしまっている証拠です。
身体が冷えると免疫力の低下、肌荒れにもつながります。特に、腰やお腹が冷たい人は要注意!内臓が冷えてしまっているため、内側から身体を温める必要があります。今回は、冷えや血行不良を身体の芯から克服するコツをご紹介します♪
身体の水分量を整えよう
わたしたちの体温調節には、血流が深く関わっています。そのため冷えの解消には水分の摂取と排泄のバランスを整えて、血行を促進することが大切です。
水分が足りないと血液がドロドロになり、血行不良を引き起こします。成人の1日に必要な水分量の目安は「体重×50mℓ」つまり60kgの方で3ℓです。1日の食事に含まれる水分量は約1.5ℓと言われているため、残りの1.5ℓを飲料水として摂るように心がけましょう。
また、塩分の取りすぎにも要注意!塩分は水の排泄を妨げるため、味の濃いものを食べ過ぎないようにすることが血行促進につながります。
冷えを防ぐ食事とは?
十分なカロリーを摂取する
摂取カロリーが少ないと、エネルギー不足で冷えが起こりやすくなります。1日3回栄養バランスの良い食事をとり、ダイエットなどで食事量を減らしすぎないようにしましょう。熱は主に筋肉でつくられるため、タンパク質を摂って筋肉量が減らないようにするのも大切です。
身体を温める食材
血流を調整するビタミンE、鉄、マグネシウムなどのミネラルも積極的に摂りたい成分です。ビタミンEはハマチ、めかじき、たい、ぶりなどの魚介類やかぼちゃ、人参などの緑黄色野菜、ナッツ類に豊富に含まれており、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。また、たまねぎやらっきょうに含まれるアリシンは血液をサラサラにする血行促進作用があります。こちらも積極的に摂りたい食材です♪
温かいものを食べる
さらに野菜類は冷たいままのサラダよりも、加熱調理すると冷えの予防につながります。氷入りのお水なども、なるべく控えると良いでしょう。口に入れるものは温かいをものを選び、芯から体を温めることが重要です。ただし、緑茶やコーヒーに含まれるカフェインは利尿作用があり、それにより体を冷やしてしまいます。飲み物を選ぶときは、カフェインの含まれないものを選ぶことをオススメします。
毎日の食事から、冷え性を改善していきましょう!