何を食べてもしみる!口内炎対策に必要な食事の工夫とは?
公開日: 2016年3月9日
口内炎が痛くて、食欲がわかない
口の中の粘膜や舌が赤く腫れたり、ただれたりする口内炎。口内炎ができると、その痛みが気になって、うまく食事がとれなかったり、食欲も落ちてしまいがちですよね。悪化すると話すことさえ、つらくなってしまいます。今回はそんな困った「口内炎」をテーマに、その原因や改善方法をご紹介します。
口内炎ってどうしてなるの?
口内炎の原因は、やけど、虫歯、胃腸障害、精神的なストレス、疲労などさまざまですが、「栄養バランスの偏り」も大きな原因の一つです。とくに、ビタミンやミネラルが不足すると口内炎になりやすい、といわれています。
また、口の端(口角)が切れたり、ただれたりする「口角炎」も、ビタミンやミネラルの不足が原因となっておこる場合は多いと考えられます。
お家でできる口内炎ケア
口の中を清潔に保つために、うがいや歯みがきをこまめに行いましょう。また、口の中が乾燥していると口内炎が進行しやすいといわれているので、水分不足にならないように気をつけましょう。
また、食事のときに多く噛むようにすると、唾液が出やすくなり水分不足解消にも効果的です。よく噛んでおいしく食べる!健康生活のススメの記事でも紹介しているように、よく噛む食生活はいいことづくめ。ぜひお試しください♪
食事でできる口内炎ケア
口内炎や口角炎ができて食欲が低下してしまうと、栄養バランスが崩れ、ますます症状が悪化してしまいがちです。栄養素の中でも、ビタミンA、B(とくにB2、B6)、Cは、口の中の粘膜を健康に保つ働きがあるといわれるので、積極的にとりましょう。また、ミネラル(とくに亜鉛や鉄)は新陳代謝を高めてくれます。口内炎ができてしまったら、これらの栄養素を意識した食事を心がけたいですね。
また、痛みを軽減するためにも、辛いもの、酸っぱいもの、味の濃いものなどの刺激物は避けましょう。また調理の際に、やわらかく煮込んだり、食べやすいよう小さくカットするなど工夫してみましょう。