月経前症候群がつらい時は、これを食べよう!
公開日: 2016年3月31日
生理前、体調の変化を感じる方に
生理(月経)前のイライラ、頭痛、腹痛、よく眠れないなどの症状。そして生理が近づくと始まる、情緒不安定、頭痛や腹痛、睡眠障害、集中力の低下などなど。程度の差こそあれ、多くの女性にみられる身体の不調があります。これらの排卵日から生理が始まるまでの女性特有の不快な症状をまとめて「月経前症候群」といいます。英語名のPremenstrual Syndromeの頭文字を並べて、PMSとも呼ばれています。
今回はその「月経前症候群」や「生理痛」について、原因や食事での改善法をご紹介します。
原因はホルモンバランスの乱れ?
月経前症候群や生理痛のはっきりとした原因は解明されていませんが、生理によるホルモンバランスの変化が影響していると考えられています。
生理が始まるとプロスタグランジンというホルモンが分泌され、この成分が子宮を収縮させます。この収縮に伴い、腹痛や腰痛がおこるといわれています。この症状には、子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が隠れていることもあるので、はげしい痛みが続くときなどは、早めに専門医を受診しましょう。
不快な症状をやわらげるために
症状緩和のための基本は、規則正しい生活とバランスのとれた食事が大切です。また、生理に伴う腹痛には、身体を温めて血行をよくすることも効果的です。適度な運動習慣を生活に取り入れ、なるべく温かい食べ物や飲み物をとるようにしたいですね。
また、ストレス解消や神経を落ち着かせるためにアロマオイルを使って手足のマッサージをしたり、お気入りの入浴剤を使ってバスタイムを楽しむなど、自分なりのリラックス方法を見つけると良いでしょう!
気持ちを落ち着かせる食事を
イライラして情緒不安定になりやすい期間には、神経を鎮める効果のある「カルシウム」(乳製品・小魚・海藻など)や「マグネシウム」(ナッツ類・大豆製品など)をとるようにしましょう。また、女性ホルモンのバランスを整えるといわれている「プルーン」もおすすめです。
一方、塩分の高い食品や砂糖が多く含まれている食べ物は、イライラを増長したり、乳房の張りを強くしてしまう可能性があります。症状の辛い時には避けるのがオススメです♪
月経前症候群にお悩みの方は、ぜひおいしい健康のおすすめレシピを試してみてください!