「にんにく」パワーで夏を乗りきる!おすすめレシピをチェック!
公開日: 2016年7月6日
にんにくの栄養パワーがすごい!
料理に欠かすことのできない食材のにんにく。食中毒を予防したり体の元気を取り戻す働きのある野菜として、古くから愛されてきました。にんにくは、香りの強い香味野菜として知られています。にんにくの香りがすると、食欲をそそられておなかがすく!という方も多いのではないでしょうか?
今回は、にんにくの奥深い栄養パワーついてご紹介します。
にんにくの栄養
にんにくの特有の香りはアリシンによるものです。アリシンは、にんにく中のアリインが切ったりすりおろしたりして空気に触れ、酵素で分解されることにより生成されます。アリシンは強い殺菌作用を持ち、免疫力を高める働きもあると言われています。
また、体内のビタミンB1の吸収を助け、疲労回復やスタミナアップ効果も期待できます。そのため、ビタミンB1を豊富に含む食材との食べ合わせがオススメです。
選び方のポイント
大きさに対して、重みがありふっくらとしているもの。粒が大きくて丸く、固くてしまりのあるものを選びましょう。
芽がでかかっているものは、新鮮でない可能性があるためさけましょう。
調理のポイント
にんにくは、切ったりすりおろしたりすることで細胞が壊され、特有の香りが発生します。そのため切り方によって香りの強さが調節でき、すりおろしたり細かく刻むほど強い香りを楽しめます。
パスタなど香りを活かしたい時は、フライパンにオイルと微塵切りしたにんにくを入れ、オイルににんにくの香りをうつすように混ぜ合わせた後、弱火で香りを出していきましょう。強火で熱すると香りが出る前に、にんにくが焦げて苦みが出てしまうため要注意です。
また、生のおろしにんにくを鰹の刺身や馬刺しの薬味として食べるのは、古くから食中毒予防の効果があると言われているからです。アリシンの殺菌作用を利用しています。
うれしい効能がいっぱいのにんにくですが、、大量に食べすぎると胃を刺激して胸焼けを起こす事があります!そのため、1日2〜3片を限度としましょう。また、にんにく片の芽は苦みがあるため、取り除いた方が美味しく仕上がります。
旬と保存の方法
旬は5月〜7月ですが、通年スーパーで手に入れることができます。
にんにくを保存するときは、玉のままの場合は新聞紙などで包み、ジッパー付きのビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。また、みじん切りやすりおろしたにんにくは冷凍庫で保存することができます。ジッパー付きの袋に平らにしておくと、使いたい時にすぐに使えておすすめです。
このほか、大量に手に入った時は、醤油やオリーブオイルに漬けて保存しておくと、自家製の醤油漬けやオイル漬けなどが楽しめます。