しょうがで冷え対策。からだが温まるしょうが料理
公開日:
2017年2月16日
最終更新日:
2021年1月12日
しょうがをただの薬味だけで終わらせるのはもったいない。しょうがが主役の料理を作ってみませんか? からだがポカポカになるしょうが料理で、寒い冬を乗り越えましょう。
さざまな効能がある香味野菜「しょうが」
しょうがにはさわやかな香りと辛味があり、古くから香辛料として使われてきました。食欲増進や殺菌作用、冷えを取る効果などがあるといわれています。今回はしょうがについて、体をポカポカにする食べ方などを詳しくご紹介します。
しょうがの辛味成分が体を温める⁉️
しょうがには独特の辛味成分が含まれています。ジンゲロールは生のしょうがに含まれている辛味成分のひとつで、加熱や乾燥によって一部がショウガオールに変化します。ジンゲロールやショウガオールには、血行にいい作用があるといわれています。
冷え対策には、生のままのものより「加熱したしょうが」や「干ししょうが」がおすすめです。1日あたり10g(大人の親指の指先から第一関節までの大きさ)程度を目安に料理に使ってみましょう。
選び方のポイント
しょうがはかたく締まっていて、表面がなめらかでツヤがあるものを選びましょう。ふっくらとして肉厚なものがおすすめです。やわらかいもの、皮にしわのあるものは鮮度が落ちている可能性があるので避けましょう。
調理のポイント
できれば皮ごと使い、汚れがあり皮をむきたいときは、スプーンで削ると薄くむくことができます。しょうがには肉や魚の臭みを消し、たんぱく質分解酵素の働きで肉質をやわらかくする効果もあります。
旬と保存の方法
新しょうがの旬は6~8月、ひねしょうがは秋に収穫され一年中出回っています。 新聞紙で包み、15℃以下なら常温保存ができます。使いかけのものは、水けをふき取ってからラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。すりおろしを保存袋に入れて薄くのばして冷凍すると、使いたい分だけ手で折れるので便利です。この他、天日干し、甘酢漬け、シロップなどにして保存ができます。