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ピーマンのビタミンCは壊れにくい!?おすすめレシピ3選

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ピーマンの香りや苦みに効能がある!?

ピーマンは中南米を原産地とするトウガラシの一種です。緑のピーマンは未熟な実で、完熟すると赤色や黄色に変わります。最近はスーパーでもよく、赤や黄色のピーマンを見かけますよね。 ピーマンといえば独特の香りや苦みがありますが、この独特の香りや苦味には、血栓を防ぐ「ピラジン」や抗酸化作用のある「クエルシトリン」という成分が含まれるといわれています。今回は和洋中すべてに使える万能野菜、ピーマンの豊富な栄養やオススメレシピなどについて、詳しくご紹介します。

ピーマンにはビタミンCがたっぷり!

ピーマンには抗酸化作用や美肌効果が期待できるビタミンCが豊富に含まれています。一般的にビタミンCは調理で壊れやすい栄養素ですが、ピーマンのビタミンCは加熱調理しても壊れにくいという特徴があります。これは、ピーマンの果肉が厚くて組織がしっかりしており、ビタミンCを熱や酸化から守るビタミンPが含まれているからです。ビタミンPには、毛細血管を強化し内出血を防ぐ働きもあります。 また、このほかにも抗酸化作用のあるβ‐カロテンや余分な塩分を排出してくれるカリウムなどの栄養も多く含んでいます。

選び方のポイント

果皮が鮮やかな濃い色で、表面にツヤとハリがあるものを選びましょう。肉厚で弾力のあるものが良品です。また、皮にしわがよっているもの、ヘタの切り口が黒く変色しているものは、鮮度が落ちている可能性があるので避けましょう。

調理のポイント

ピーマンは縦半分に切り、親指をヘタにあててもぎとり、手で種やワタを取り除きます。カットするときは、ピーマンの外側を下にすると滑らず切りやすいのでおすすめです♪ 繊維に沿った縦方向の細切りにするとシャキッとした歯ごたえが楽しめ、繊維に逆らって切ると歯切れの良い食感になります。 ピーマンが苦手な方は、縦方向に切ると、細胞を傷つけにくいため青臭さが抑えらえれて食べやすくなります。風味が苦手、という方は、ぜひ一度試してみてください。 このほか、ピーマンは油で調理すると苦みがやわらぎカロテンの吸収率がアップします。

旬と保存の方法

ピーマンの旬は6~9月。一年中出回っていますが、夏の露地物は美味しく、栄養価も高いです。ピーマンは買ったときの袋から出して水気をしっかりふき取り、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。 また、多少風味や食感は落ちますが、種とワタを取って好みの大きさに切り、保存袋に入れて冷凍ができます。凍ったまま炒め物などに使え、とってもお手軽です♪

旬のピーマン、いろいろなレシピで美味しく味わってください!

ピーマンを使ったおすすめレシピ

脂質控えめ ピーマンの肉詰め
タレに絡めるなど表面にしっかり味をつけると、口に入れた時に味を感じやすくなるため、減塩につながります。
糸こんにゃくと野菜のきんぴら
色鮮やかなピーマンと人参には、ビタミンA、C、Eなど抗酸化作用の高い成分が豊富。油で炒めれば吸収率がUPします。
かつお節香る 焼きピーマン
とってもシンプルなピーマンのお浸し。絶妙な焼き色が食欲をそそります。免疫を高めてくれるビタミンCが豊富です。

ピーマンの栄養価

エネルギー
20 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.9 g
脂質
0.2 g
炭水化物
5.1 g
食物繊維
2.3 g
糖質
2.8 g
カリウム
190 mg
カルシウム
11 mg
マグネシウム
11 mg
リン
22 mg
0.4 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
33 µg
ビタミンE
0.8 mg
ビタミンB1
0.03 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.19 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
26 µg
ビタミンC
76 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
20 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
20 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.9 g
脂質
0.2 g
炭水化物
5.1 g
食物繊維
2.3 g
糖質
2.8 g
カリウム
190 mg
カルシウム
11 mg
マグネシウム
11 mg
リン
22 mg
0.4 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
33 µg
ビタミンE
0.8 mg
ビタミンB1
0.03 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.19 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
26 µg
ビタミンC
76 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
20 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です
編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士