夏の食卓にぴったり!美肌にも効く「ししとう」のレシピ3選
公開日: 2016年8月24日
辛くない唐辛子!「ししとう」
包丁いらずで手軽な野菜、ししとう。ししとうはとうがらしの仲間で、辛味種と甘味種のうちピーマンと同じ甘味種に分類されます。脇役のイメージが強いししとうですが、実は夏バテ対策にも役立つ栄養素がたっぷり!ぜひ夏の食卓で活躍させていただきたい食材です。
今日は、そんなししとうをご紹介します。
ししとうの栄養
ししとうには、高い抗酸化作用を持つβ-カロテン、ビタミンCが多く含まれます。ビタミンCには、免疫力を高める効果や疲労回復効果、紫外線によるメラニンの生成を抑える働きがあり、夏の食卓にぴったり。また、β-カロテンには皮膚や粘膜を丈夫に保つ働きがあり、冷房などで喉を傷めやすい時にも◎。
ししとうは辛くありませんが、唐辛子と同様にカプサイシンを含みます。新陳代謝を高めたり、脂肪を燃焼させる効果が期待できますよ。
夏バテ対策には、疲労回復効果の高い豚肉との組み合わせがおすすめです!
選び方のポイント
全体的に鮮やかな緑色で、ツヤがあり柔らかいものを選びましょう。軸の切り口が茶色くなっておらず、大きすぎないものがおすすめです。
調理のポイント
ししとうは、シャキッとした歯ごたえと独特な香りが特徴です。油と一緒に調理すると、味の相性が良いのはもちろん、β-カロテンの吸収率もアップします♪炒め物の時は、色や香り、歯触り、栄養を落とさないよう、短時間で手早く仕上げることを心がけましょう。
揚げ物にする際は、中の空気が膨張し破裂することがあるので、 楊枝などで数ヶ所穴をあけてから揚げます。種は取り除かなくてもそのまま食べることが出来ますが、口当たりよく仕上げたい場合は、縦に包丁を入れてかきだしましょう♪
旬と保存
旬は6〜8月。周年出回っていますが、太陽の光をたっぷり浴びた夏が最もおいしい時期です。ししとうは低温と乾燥に弱いため、新聞紙に包んだりビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ただし、長時間の保存は低温障害を引き起こすことがあるので、早めに食べ切るようにしてください。
おいしい健康のレシピで、旬の味覚をたっぷり味わってください♪