薬味だけじゃない!みょうがの美味しいレシピ3選!
公開日:
2016年9月16日
最終更新日:
2023年6月13日
風味がクセになる香味野菜「みょうが」
みょうがはショウガ科の多年草で、主に出回っているのは、花のつぼみの部分です。スッとする強い香りと、シャキシャキとした歯ざわりが特徴で、麺類や冷奴などの薬味として使われることが多いです。 今回は薬味だけじゃない!みょうがの美味しいレシピや栄養などについて、詳しくご紹介します。
みょうがの香り成分が夏バテに効く!?
みょうがの特有な香りは、α-ピネンという精油成分によるものです。α-ピネンには、胃液の分泌を促して食欲を増進させる働きのほか、血行をよくして体を温める作用、頭をシャキッとさせる効果などがあるといわれています。αピネンは脂溶性なので、油脂と一緒にとることで吸収が高まります。 みょうがには、カリウムやカルシウムなどの栄養も含まれています。また、表面の赤紫色は、抗酸化作用があるアントシアニンによるものです。
選び方のポイント
色ツヤがよく、かたく締まっていて、切り口がみずみずしいものを選びましょう。小ぶりでふっくらと丸みがあるものが良品です。フカフカとしてやわらかいものは、新鮮ではない可能性があるので避けましょう。
調理のポイント
みょうがの香りは揮発性が高いので、使う直前に切るのがオススメ。薬味などにそのまま使うときは、さっと水にさらしてアク抜きをします。有効成分や香りも流れ出てしまうので、できるだけ短時間で済ませましょう。お浸しや炒め物、天ぷらなどに使っても美味しくいただけます。この他、風味豊かなみょうがは、少ない調味料でも料理を美味しく仕上げるので、減塩にも役立ちます。
旬と保存の方法
みょうがの旬は6~10月。湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。香りや食感はやや落ちますが、好みの大きさに切って、冷凍保存もできます。解凍せずに、汁物などにそのまま使えるのでとっても便利!。また、甘酢に漬け込んで保存するのもオススメです。作り方は、みょうがをさっと湯通ししてから冷まし、甘酢に漬け込むだけでとっても簡単!色鮮やかで、混ぜご飯やサラダなどのアクセントに活用できますよ♪ 旬のみょうが、いろいろなレシピで美味しく味わってください!