春の楽しみ「菜の花」おすすめレシピ3選
公開日: 2017年3月8日
菜の花が店先に並ぶ頃になるともうすぐ春。寒い季節に成長するために必要な養分をたっぷりため込んで、栄養満点です。 今だけしか楽しめない菜の花の、やわらかな葉、しっかりした茎の食感、ほろ苦い味わいを活かすためのゆで方や、オススメのレシピなどを詳しくご紹介します。
ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス
菜の花はβ‐カロテンやビタミンC、ビタミンB群、カルシウム、鉄、食物繊維などを多く含む緑黄色野菜です。特にビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス。ビタミンCは免疫力のアップや体の粘膜を強化する働きがあるので、体調を崩しやすい季節の変わり目にオススメです。 また、アブラナ科の野菜に特有の辛味成分「イソチオシアネート」は菜の花にも含まれています。研究によると高い抗酸化作用があるのではないかということが分かってきていて注目されはじめています。
選び方のポイント
つぼみがかたく締まっていて、葉はやわらかく色が鮮やか、そして茎にハリがあって切り口がみずみずしいものを選びましょう。黄色の花が開いているものは食感が悪く、苦味も強いことが多いです。
調理のポイント
茎はかたく火が通りにくいので、葉と切り分けてそれぞれゆでるのがオススメです。つぼみや葉の部分は短時間でさっとゆでましょう。ビタミンCなどの水溶性の栄養や風味を逃さないため、ゆでたあとに水にさらしすぎないことも大切です。水にさらさず、ざるに上げて自然に冷ますのも〇。
旬と保存の方法
菜の花の旬は2~3月。束ねて売られていることが多いので、テープなどを外してから湿らせた新聞紙で包みポリ袋に入れて、できれば立てた状態で冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。 鮮度が落ちやすいので、長持ちさせたいときは、かたゆでしてラップで包み、冷凍保存が便利です。 旬の菜の花、いろいろなレシピで美味しく味わってください♪