読む、えいよう

種類豊富な「パプリカ」元はぜんぶ緑色!?

439

辛みの無い甘唐辛子「パプリカ」

甘みがあって、肉厚でジューシー。サラダやスープ、焼き物など、様々な料理に使われるパプリカ。実は、ナス科のトウガラシ属に分類された唐辛子の一種。赤唐辛子が品種改良された、辛みの無い甘唐辛子なのです。パプリカは赤色や黄色、中には白色のものまで! 様々なカラーバリエーションがありますが、これらはすべて実が熟したものです。成熟する前は、実はすべて同じ緑色だという事を知っていましたか?成熟している分、実の甘みが増して、生でも美味しく食べられるようになります。
今回はそんなパプリカについて、栄養から保存の方法まで詳しくご紹介します!

パプリカは美肌効果もばつぐん!

また、パプリカには、抗酸化作用のあるビタミンA, C, Eが多く含まれます。 中でも、美肌効果や免疫を高めてくれるビタミンCと、夜盲症や視力低下の予防に効果があるビタミンAは、 ピーマンの2倍以上含まれています。

選び方のポイント

へたが緑色をしていて、切り口がきれいなものが新鮮です。逆に古いものは、表面に傷があったり、皮にシワができてしまったりしています。肉厚でみずみずしく、ハリ・ツヤがあるものを選びましょう。

調理のポイント

油を上手に使った調理をすることで、ビタミンAの体内への吸収率が高くなります。パプリカは洋食でよく用いられますが、スープなどの煮込み料理、オーブン焼きなどの焼き物や、サラダなど、どんな料理でも合わせやすい食材です。
たとえば、白身魚との相性も抜群!ソテーなどしてお互いのうま味を引き立てましょう。マリネなら、パプリカの甘みとビネガーの酸味がうまくマッチ。単体ではもちろん、お肉と一緒でも美味しく頂けます。

旬と保存の方法

パプリカの旬は6月から9月頃で、熟しているもの程、甘みが増します。 保存する場合は、野菜をラップやジッパーに入れて冷蔵庫に入れておくと、1週間ほど保存することができます。 種から腐るので、切ったものは種やワタを取り除いて保存することをオススメします。

パプリカのおいしい健康レシピ3選

ピリ辛 夏野菜たっぷりマーボー
刺激的な香りと、ビタミンカラーが食欲をそそる!味も見た目も◎な一品です。紫外線から肌を守るビタミンCがたっぷり!
牛肉とパプリカの甘辛炒め
フライパン1枚でできるお手軽レシピ。色鮮やかなパプリカはビタミンCがたっぷり!牛肉の鉄の吸収率を高めます。
とろけるナスとパプリカの甘酢炒め
赤パプリカの色素、カプサンチンには強い抗酸化作用があり、生活習慣病予防に効果的。油と炒めれば、より効率的に摂取できます。

パプリカの栄養価

エネルギー
28 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
1.0 g
脂質
0.2 g
炭水化物
7.2 g
食物繊維
1.6 g
糖質
5.6 g
カリウム
210 mg
カルシウム
7 mg
マグネシウム
10 mg
リン
22 mg
0.4 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
88 µg
ビタミンE
4.3 mg
ビタミンB1
0.06 mg
ビタミンB2
0.14 mg
ビタミンB6
0.37 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
68 µg
ビタミンC
170 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
7 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
28 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
1.0 g
脂質
0.2 g
炭水化物
7.2 g
食物繊維
1.6 g
糖質
5.6 g
カリウム
210 mg
カルシウム
7 mg
マグネシウム
10 mg
リン
22 mg
0.4 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
88 µg
ビタミンE
4.3 mg
ビタミンB1
0.06 mg
ビタミンB2
0.14 mg
ビタミンB6
0.37 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
68 µg
ビタミンC
170 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
7 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です

※2014年7月に配信した記事を一部再編集しています。

編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士