種類豊富な「パプリカ」元はぜんぶ緑色!?
公開日: 2016年3月15日
辛みの無い甘唐辛子「パプリカ」
甘みがあって、肉厚でジューシー。サラダやスープ、焼き物など、様々な料理に使われるパプリカ。実は、ナス科のトウガラシ属に分類された唐辛子の一種。赤唐辛子が品種改良された、辛みの無い甘唐辛子なのです。パプリカは赤色や黄色、中には白色のものまで! 様々なカラーバリエーションがありますが、これらはすべて実が熟したものです。成熟する前は、実はすべて同じ緑色だという事を知っていましたか?成熟している分、実の甘みが増して、生でも美味しく食べられるようになります。
今回はそんなパプリカについて、栄養から保存の方法まで詳しくご紹介します!
パプリカは美肌効果もばつぐん!
また、パプリカには、抗酸化作用のあるビタミンA, C, Eが多く含まれます。 中でも、美肌効果や免疫を高めてくれるビタミンCと、夜盲症や視力低下の予防に効果があるビタミンAは、 ピーマンの2倍以上含まれています。
選び方のポイント
へたが緑色をしていて、切り口がきれいなものが新鮮です。逆に古いものは、表面に傷があったり、皮にシワができてしまったりしています。肉厚でみずみずしく、ハリ・ツヤがあるものを選びましょう。
調理のポイント
油を上手に使った調理をすることで、ビタミンAの体内への吸収率が高くなります。パプリカは洋食でよく用いられますが、スープなどの煮込み料理、オーブン焼きなどの焼き物や、サラダなど、どんな料理でも合わせやすい食材です。
たとえば、白身魚との相性も抜群!ソテーなどしてお互いのうま味を引き立てましょう。マリネなら、パプリカの甘みとビネガーの酸味がうまくマッチ。単体ではもちろん、お肉と一緒でも美味しく頂けます。
旬と保存の方法
パプリカの旬は6月から9月頃で、熟しているもの程、甘みが増します。 保存する場合は、野菜をラップやジッパーに入れて冷蔵庫に入れておくと、1週間ほど保存することができます。 種から腐るので、切ったものは種やワタを取り除いて保存することをオススメします。
パプリカのおいしい健康レシピ3選
パプリカの栄養価
※2014年7月に配信した記事を一部再編集しています。