甘くてほっこり!疲労回復に「かぼちゃ」
公開日: 2016年2月3日
「かぼちゃ」の由来、知っていますか?
おかずにもお菓子にもなる万能野菜「かぼちゃ」。かぼちゃが日本に伝わったのは、16世紀頃だそう。ポルトガル船がカンボジアに寄港し、日本に持って来られたと言われています。実はこの「カンボジア」がなまって変化し、「かぼちゃ」という名前になったそうです。
かぼちゃは疲労回復に
かぼちゃはビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミンが豊富です。ビタミンAは免疫力の強化に役立ち、がん予防や老化防止に。ビタミンCには免疫力を高める効果があり、風邪予防に最適です。ビタミンEには血流改善効果がある、冷え性の予防に効果的。そのためかぼちゃは、体温調節が難しく抵抗力が落ちてしまう夏場にもオススメの食材なのです!
ビタミンの他にも、血圧を抑制するカリウムや食物繊維も豊富。ただし炭水化物が多く含まれておりカロリーも高めなので、食べ過ぎには注意が必要です。
選び方のポイント
ずっしりと重みがあって、表面にツヤがあるものがオススメ。また、果肉の色が濃くて、種がしっかり詰まっており、中のワタが乾燥していないものは新鮮で美味しい証拠です。
調理のポイント
かぼちゃは固くて切るのが大変。そんな時は、種を取ってからレンジでチンすると、少し柔らかくなって切りやすくなります。半玉の場合、加熱時間は2分、4分の1なら1分程度を目安にしてみてください。
かぼちゃと言えば煮物。かぼちゃ同士が重ならないように、皮目を下にして煮ることで、煮崩れしにくく、きれいに仕上がります。 また、落としぶたをすると、煮崩れを防止するだけでなく、均一に味がしみ込みやすくなるため、煮物を美味しく仕上げることができます。
旬と保存の方法
かぼちゃの旬は6月から8月にかけて。切っていない状態だと、冷暗所で長期間保存することができます。 また、かぼちゃにはでんぷんを糖に分解する酵素が含まれているので、低温で熟成させることで甘みが増して美味しくなります。 切り分けたものは、ワタや種が腐りやすいので、先に取り除いてしまい、ラップで包んで冷蔵庫で保存しましょう。また、すぐに食べない場合は固ゆでして冷凍保存しましょう。コロッケやスープ、サラダに使う場合は、つぶしてマッシュ状にしてから冷凍保存しても便利です。
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かぼちゃの栄養価
※2014年8月に配信した記事を一部再編集しています。