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「柚子」でアンチエイジング!?食卓に香りの彩りを♪

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香り高い「柚子」の健康パワー!

柚子といえば、冬至に柚子風呂。柚子特有の爽やかな香りにはリラックス効果があり、さらに温熱作用によって体を温めてくれます。今回は日本人の生活に古くから欠かすことのできない柚子について、栄養から保存方法まで詳しくご紹介します。

柚子の効能でアンチエイジング!?

健康な体で美しく年を重ねたい。柚子の栄養成分が、そんな願いを叶えてくれるかもしれません。
老化のスピードを左右する原因は活性酸素です。この活性酸素を減らすには、抗酸化物質を含む食品が有効です。柚子の、特に皮の部分には、ビタミンCやビタミンE、β-カロテン、ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれています。
他にも食物繊維のペクチンが多く含まれており、コレステロールの排泄を促す作用や、腸内環境をととのえ便秘を解消する働きがあります。また、果汁に含まれるクエン酸は、疲労回復の効果があります。

選び方のポイント

柚子を選ぶときは新鮮なものを。見分けるには、へたの部分を見て切り口が褐色していないか確認します。酸味のある爽やかな香りも重要で、手に持ったときに皮がかたく、ゴツゴツしているものが良質です。

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調理のポイント

柚子を調理する際は、ビタミンCの損失を防ぐために使う直前に切るようにします。 皮を吸い物や蒸し物・和え物などの香りづけ、酸味のある果汁を焼き魚や鍋物などの風味づけに利用すると、薄味の物足りなさを補い、味気なくなりがちな減塩料理に最適です。

旬と保存の方法

熟してから収穫する「黄柚子」の旬は秋から冬です。
保存はラップに包んで冷蔵庫の野菜室へ。丸ごと密封袋に入れて冷凍保存もできます。果汁と皮を分けて冷凍すると、使うときに便利です。はちみつや砂糖漬け、皮の天日干し、また流行の塩レモンの代わりに塩柚子など、柚子の使い道はたくさんあります。ぜひこの機会に、一度試してみてはいかがでしょうか?

柚子のおいしい健康レシピ3選

柚香る ふろふき大根
寒い季節にぴったりのふろふき大根。おでんやふろふき大根には、みずみずしくて最も甘みのある、真ん中部分を使いましょう!
たらの柚子あん仕立て
鱈に衣をつけ、カリッと揚げ、旨味を封印!香り豊かな柚子あんで、塩分控えめでも美味しくいただけます。
ゆず鍋
塩分を控えても、柚子が塩味の物足りなさを補い、おいしく食べられます。塩分が気になる方は柑橘類を風味付けに活用しましょう。

柚子の栄養価(100gあたり)

エネルギー
30 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.5 g
脂質
0.1 g
炭水化物
7.0 g
食物繊維
0.4 g
糖質
6.6 g
カリウム
210 mg
カルシウム
20 mg
マグネシウム
11 mg
リン
11 mg
0.1 mg
亜鉛
0.1 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
1 µg
ビタミンE
0.2 mg
ビタミンB1
0.05 mg
ビタミンB2
0.02 mg
ビタミンB6
0.02 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
11 µg
ビタミンC
40 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
0 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
30 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.5 g
脂質
0.1 g
炭水化物
7.0 g
食物繊維
0.4 g
糖質
6.6 g
カリウム
210 mg
カルシウム
20 mg
マグネシウム
11 mg
リン
11 mg
0.1 mg
亜鉛
0.1 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
1 µg
ビタミンE
0.2 mg
ビタミンB1
0.05 mg
ビタミンB2
0.02 mg
ビタミンB6
0.02 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
11 µg
ビタミンC
40 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
0 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です

※2015年10月に配信した記事を一部再編集しています。

編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士
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