【季節の変わり目】体調を崩さないひと工夫
公開日: 2016年2月10日
季節の変わり目は体調に要注意
季節の変わり目は体調を崩しやすいですよね。過ごしやすい気候なのに、からだがだるくて食欲もない。風邪のような症状も...。でも、どうして季節の変わり目は体調を崩しやすいのでしょうか?
いくつかの理由が考えられます
まず、朝・昼・夜や前日との気温差による冷えや自律神経の乱れ。今年は約5〜10℃の気温差がありました。気温変化が大きいと体に負担がかかり、血行も悪くなってしまいます。 他にも、エアコンがかかった部屋にいることが多い、運動不足、ストレスなど、体調を崩す理由はたくさんあります。
今日からできる対策
夏の疲れを秋冬に持ち越さないために、今からできる改善方法をご紹介します。
夜は、ゆっくりお風呂に入って心と体をリラックスさせてあげましょう。38〜40℃のぬるめの湯につかると、体を緊張からときほぐしてリラックスさせる副交感神経が刺激されます。また、食事の基本は1日3食・規則正しく・バランス良く。簡単なようで難しいですよね。量は食べていても、栄養が偏ってしまうと体の不調に繋がります。身体の内から元気になるために、いろんな食材をバランスよく食事にとりいれたいですね。
季節の変わり目におすすめの栄養素と食材
旬の食材には栄養がたっぷり含まれています。体調をキープするのに必要な基本の栄養素と食材の関係を知っておきましょう。
- タンパク質
免疫抗体を作り、体を温める働きがあります。動物性のタンパク質と植物性のタンパク質をバランスよく食べましょう。肉、魚、 卵、大豆製品、牛乳などに多く含まれます。 - ビタミンA
粘膜を丈夫にして菌の侵入を防ぎます。豚肉や鰻、体内でビタミンAに変換されるβカロチンは人参などの緑黄色野菜に多く含まれます。 - ビタミン C
免疫力を高める効果があります。ブロッコリー、ピーマン、レモンなどの野菜や果物、イモ類に多く含まれます。 - ビタミン E
老化防止、血行促進に効果があります。魚介類や種実類、植物油、かぼちゃなどの野菜類に多く含まれます。 - ビタミン B6
免疫の仕組みを支えます。レバー、鶏ささみ、赤身の魚、バナナ、さつまいも、大豆などに多く含まれます。
毎食いろいろな食材をとりいれ、季節の変わり目の体調不良をおいしく上手に乗り切りましょう!
季節の変わり目に食べたい、おいしい健康レシピ
※2015年10月に配信した記事を一部再編集しています。