「1週間あんしん献立だより」4月のおすすめ献立
公開日: 2024年4月5日
こんにちは。おいしい健康 管理栄養士のくらさんです。
新年度が始まる4月。新たに環境が変わったり、何かと忙しい時期でもあります。そんな時に便利なのが作り置きおかず。時間のあるときに作っておけば、「今日は作れない」という日も少し気持ちに余裕が生まれますよね。
そこで、4月の1週間あんしん献立は「新生活に 作り置きおかずでラクチン献立」をテーマにお届けします。
作り置きにおすすめのおかずや、時短にも役立つアレンジメニューを取り入れた1週間の献立となっています。
今回の献立は、曜日によって
*作り置きをアレンジしてちょっとラクする、“アレンジDAY”
今回は、私のおすすめの“作り置きDAY”と、アレンジメニューを取り入れた“アレンジDAY”の献立をご紹介しますね。 同じおかずでも、ちょっと工夫するだけで新しいメニューのように飽きずに楽しむことができますよ。ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。
糖尿病をお持ちでない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今月のピックアップ献立
【作り置きDAY】 水曜日の「彩りポキ丼が主役の献立」
【作り置きおかずラクチン献立ポイント】
まずは作り置きDAYのご紹介です。作り置きするのは、ごろごろブロッコリーがたっぷり入った「みそマヨポテトサラダ」。電子レンジだけで作れるので、作り置き用に多めに作る際にも負担が減らせます。
作る人数分の2倍量を目安に作り、半分を作り置きにすると便利です。
メインのポキ丼も火を使わずに作れるので、ポテトサラダを電子レンジで加熱している間に準備を進めれば、30分ほどで完成します。
【作り置きDAY】 木曜日の「鶏肉とチンゲン菜の塩炒めが主役の献立」
◉鶏肉とチンゲン菜の塩炒め
◉あさりの和風ミネストローネ
◉ご飯(150g)
【作り置きおかずラクチン献立ポイント】
作り置きするのは、あさりのうま味と野菜のうま味が溶け込んだ「あさりの和風ミネストローネ」です。あさりは水煮を使うので、手軽にうま味をプラスできます。
野菜を切って炒めたら、あとは煮込んでおくだけ。その間にメインを仕上げるとスムーズに進められますよ。作る人数分の2倍量を目安に作り、半分を作り置きにすると便利です。
【アレンジDAY】 金曜日の「あさりとひき肉のトマトキーマカレーが主役の献立」
◉あさりとひき肉のトマトキーマカレー
◉ポテトサラダのチーズ焼き
最後はアレンジDAY!1週間の疲れを癒したい金曜日は、作り置き2品を活用して、食事作りもちょっとひと休み。 木曜日の「あさりの和風ミネストローネ」と水曜日の「みそマヨポテトサラダ」の2品をアレンジした献立です。 2品とも作り置きしておくことで、包丁いらず、15分ほどで豪華な献立の完成です。
【作り置きおかずラクチン献立ポイント①】
「あさりとひき肉のトマトキーマカレー」は、作り置きした「あさりの和風ミネストローネ」にひき肉とカレー粉を加えて炒めるだけであっという間に作れます。
野菜とあさりのうま味がたっぷり溶け込んだスープがベースになっているので、簡単なのに奥深い味わいが楽しめます。
【作り置きおかずラクチン献立ポイント②】
「ポテトサラダのチーズ焼き」は、作り置きした「みそマヨポテトサラダ」を活用するので、チーズとパン粉をのせて焼くだけのお手軽レシピです。
香ばしく焼いたパン粉とチーズに、みそマヨネーズのコクが合わさって、焼くだけなのに贅沢な一品に。
作り置きをする際は、なるべく鮮度の良い食材を使用し、清潔な容器に入れ、必ず冷蔵庫(冷凍庫)で保存します。日持ち期間は2〜3日を目安に食べ切るようにしてください。
※作り置きの注意点が書かれたこちらのページをご覧ください。
忙しくて、疲れもたまりやすい4月は、作り置きを活用して食事作りはラクチンに!ぜひご活用ください。
1週間あんしん献立とは
おいしい健康の1週間あんしん献立では、 筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病をお持ちの方向けに1週間分の夕食を提案しています。 1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。 また、1週間で食材を上手に使い回すことを想定した、週2回の買い物リストも合わせてお使いいただけるのでぜひご活用ください。
4月の1週間献立「新生活に 作り置きおかずでラクチン献立」
土曜日 さわらのちゃんちゃん焼きが主役の献立
日曜日 煮るだけ 鶏チャーシュー丼が主役の献立
月曜日 豚肉と彩りピーマンの南蛮炒めが主役の献立
火曜日 鶏チャーシューの韓国風タルタルが主役の献立
水曜日 彩りポキ丼が主役の献立
木曜日 鶏肉とチンゲン菜の塩炒めが主役の献立
金曜日 あさりとひき肉のトマトキーマカレーが主役の献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。