たっぷりのうまみ成分で調味料を減らしても美味しい!「しいたけ」
公開日: 2016年2月12日
出汁が美味しい!うまみたっぷりしいたけ
うまみ成分が多く含まれるしいたけは、生活習慣病が気になる方にとってもうれしい食材。少ない量の調味料でも、ばっちり味が決まります。うまみ成分たっぷりの干ししいたけの戻し汁は、有効に料理に使いましょう!お吸い物にするも良し、だし汁としてお味噌汁や煮物に応用するも良しのしいたけについて、栄養から保存法までくわしくご紹介します♪
豊富なビタミンDで、カルシウムを効率よく吸収
しいたけに特徴的な栄養素は、ビタミンD。ビタミンDは、カルシウムの吸収率を高めるはたらきがあり、骨粗しょう症の予防に効果的です。特に、育ちざかりの子どもに積極的に摂取してもらいたい栄養素です。しいたけには食物繊維も豊富に含まれ、コレステロールや余分な脂肪の排出に役立ちます。
また、しいたけに含まれるエルゴステロールという成分は、日光などの紫外線に当たるとビタミンDに変化します。生しいたけは調理の前に1時間程度、天日に干すといいでしょう。干ししいたけでも、最近は機械乾燥のものが多いので、天日にさらせばビタミンDの増加を期待できます。ざるなどに重ならないように並べ、虫やごみがつかないよう保護して数日間置いておけば完成です!
選び方のポイント
生しいたけを選ぶときは、カサの部分が開ききっていないものを選びましょう。カサの裏にあるひだが白く整っているものが新鮮です。
調理のポイント
生しいたけは水洗いをすると、せっかくの風味が落ちてしまいます。下ごしらえでは、キッチンペーパーなどで汚れをサッと拭き取る程度にとどめておくのがポイントです。いしづきは根元から切り落として使いましょう。
旬と保存の仕方
しいたけの旬は、春(3〜5月)と秋(9月〜11月)です。
保存するときは、小分けにラップにくるんで冷蔵しましょう。しいたけは湿気に弱いため、水気から守ってあげることが肝心です。また、時間が経つとカサの部分が黒くなってきてしまいます。3〜4日を目安に使い切りましょう。
しいたけはいろいろな料理に応用できます。おいしい健康のレシピで旨みと栄養をじっくり味わってください♪
しいたけのおいしい健康レシピ3選
しいたけの栄養価
※2013年12月に配信した記事を一部再編集しています。