自分では気づきにくい口臭は、こうやって予防する!
公開日: 2016年5月19日
自分では気づきにくいからこそ、気になる口臭
家族との友人とのリラックスタイムや仕事の打ち合わせの場などで、ふと自分や他人の口臭が気になったことがありませんか?
「口臭」とは文字どおり、吐く息などによって口から出される悪臭のことを言います。とくに自分の口臭はなかなか気づきにくいもの。知らないうちに周囲の人に不快感を与えないためにも、日頃からの口臭ケアを心がけたいものです。
️ 口臭の原因は主に2つ
ほとんどの口臭は、口の中の気体が原因であると考えられています。その原因は主に2つあります。
- 歯石、歯周病、虫歯など
- 他の何らかの病気(鼻炎、胃炎、糖尿病など)
歯みがき不足などで歯石や歯垢がたまっていると臭いの原因になります。歯周病や虫歯も同じです。また、鼻炎や胃炎、糖尿病など口臭の原因になる病気も少なくありません。健診などで病気が見つかった場合は、まずその病気の治療を優先しましょう。
口臭予防のためのケアは?
まずは、食後のきちんとした歯みがき習慣が基本です。歯の間に食べかすなどを残さないよう丁寧にブラッシングしましょう。口の中の汚れや歯周病が原因なら、病気を治療し、口の中を清潔にすれば口臭はおさまります。 また、唾液には口の中の汚れを落とす作用があると言われています。よく噛んで食べる習慣を身につけると唾液の分泌が多くなり、口臭予防にも効果的ですよ♪
口臭を防ぐ食材ってあるの?
口臭が気になる人は、「クロロフィル」を含む食材をとることをおすすめします。クロロフィルには臭いの原因となる物質であるアンモニアを分解する効果があるといわれ、ほうれん草やピーマンなどに多く含まれています。
また、りんごや梨などに含まれている「リンゴ酸」にも口臭を予防する効果があるといわれており、歯みがき粉の成分にも使われています。お茶などに多い「カテキン」も消臭効果があるので、食後に緑茶を飲むこともおすすめです!