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スイーツの砂糖をおいしく減らす3つの工夫

お砂糖控えめでスイーツを楽しもう

「甘い物はたくさんお砂糖を使っているから、我慢しなくちゃ...。」でもやっぱり、すっぱりとはやめられないのがスイーツ。ダイエット中でも、糖尿病の方でも、たまには甘い物も楽しみたいですよね。今回は、スイーツのお砂糖をおいしく減らす3つの工夫をご紹介します。

素材の甘みを生かす

野菜や果物には、自然の甘みを持った素材がたくさん。野菜ならさつまいもやかぼちゃなど、甘みのあるものを活用しましょう。
果物の場合、フルーツゼリーなら、果物をたっぷり入れてゼリー液を減らせば、砂糖の量を減らすことができます。ゼリー液に果汁100%ジュースを使えば、砂糖なしでもおいしいゼリーが作れます。また、野菜や果物には、ビタミンやミネラル、食物繊維がたくさん含まれているのもうれしいポイントです。

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甘みを集中させる

砂糖などの甘みは、全体に混ぜ込んでしまうより、表面などの一点に集めたほうが強く感じることができます。
たとえばプリンのカラメル。卵液の砂糖を減らして作っても、カラメルの部分から甘味をしっかり感じることができます。寒天やゼリー自体に甘みをつけず、食べるときに蜜やシロップをかけると、少しの糖分でもしっかり甘さが感じられます。

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黒砂糖や、きび砂糖を活用

一般的にスイーツに使われているのは、グラニュー糖や上白糖です。これらの砂糖は、原料のサトウキビに含まれるミネラルが精製過程で除かれてしまいます。
この、ふだん使っている砂糖の種類を変えてみましょう。黒砂糖や、きび砂糖はミネラル成分が影響し、砂糖よりコクがあり濃厚な甘味が感じられます。また、三温糖は精製時の加熱によりコクが感じられます。これらを上白糖の代わりに使用すれば、量を控えてもおいしく頂くことができます。

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ちょっとした工夫を上手に組み合わせて、おいしくてヘルシーなスイーツを楽しみましょう!

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※2014年2月に配信した記事を一部再編集しています。

編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士