インフルエンザ対策!心がけたい3つの予防法
公開日: 2016年2月15日
どのように感染するの?
インフルエンザウイルスは、かぜに比べ感染力が強く、次の3つのルートで人から人へと感染していきます。
- 飛沫感染:咳やくしゃみ、会話によって飛んだ唾液などを鼻・口から吸いこむ
- 接触感染:感染者が手で触ったもの(ドアノブなど)を介してウイルスが手につく
- 空気感染:空気中に漂うウイルスを吸い込む
今回は、これらの感染ルートを断ち、インフルエンザを予防する方法を紹介します。
また65歳の方や小学生以下のお子様は、インフルエンザへの感染により重篤な症状になる危険性が高いため、インフルエンザワクチンの接種を推奨されています。ご家族にそのようなリスクを持つ方がいる場合にも同様に、ワクチンの接種を検討されてはいかがでしょうか?
インフルエンザを予防するには
感染を防ぐには、「マスクの着用」「手洗い」「うがい」が効果的です。日常生活で接触感染しやすい場所は、階段の手すり、電車のつり革、ドアノブ、トイレなどです。帰宅時のみならず排泄後、調理前、食事前は必ず石鹸で手を洗いましょう。自分の予防のためだけでなく、人にウイルスをうつさないためにも大切です。
効果的なうがいの方法
口に入ってしまったウイルスを身体の奥へ入れないため、帰宅時には必ずうがいを行いましょう。正しいうがいの方法を知っていますか? まずは、水またはうがい薬を口に含みブクブクうがいをします。その後、15秒のガラガラのうがいを2回繰り返すと、効果的にウイルスを外に出すことができます。
部屋を加湿しよう!
インフルエンザウイルスは、空気が乾燥していると活発になるため、湿度を50-60%以上に保つことが感染予防に効果的です。(厚生労働省より)ただし、加湿器のタンクが不衛生なまま使い続けると、カビや細菌が室内に飛び散り、アレルギー症状などを引き起こすこともあるため、注意しましょう。
感染予防のための食事
予防には、ウイルスに負けない身体づくりも大切です。栄養バランスの良い食事を心がけ、身体の抵抗力を下げないようにしましょう。
発酵食品はインフルエンザの予防効果が高いと言われており、納豆は強い抗菌作用、乳酸菌は腸内環境を整え免疫力を高めることが期待されます。手軽に摂れる納豆やヨーグルトなどを、毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
インフルエンザ予防に!免疫力を高める食事
この連載のほかの記事
2016年インフルエンザ特集