読む、えいよう

やわらかくてみずみずしい春キャベツを味わおう

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キャベツは世界中で栽培されていますが、原産地はヨーロッパ。最近、スーパーでもよく見かけるケールという野菜が祖先になります。たくさんの品種があり、和・洋・中どんなレシピにもよく合う野菜です。今回は毎日の食卓に欠かせないキャベツについて、詳しくご紹介します。

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胃腸にやさしいキャベツパワー

キャベツには抗酸化作用のあるビタミンCや、骨をつくるカルシウムやビタミンK、腸内環境を整える食物繊維などが含まれています。

特に注目したいのは、キャベツに含まれるビタミン様物質・ビタミンU。キャベツの絞り汁から発見されたため、別名「キャベジン」とも呼ばれています。ビタミンUは胃腸の粘膜を修復する作用や、過剰な胃酸の分泌を抑える働きを持っており、胃腸薬の成分としても利用されています。

選び方のポイント

葉の緑色が鮮やかでハリとツヤがあり、ずっしりと重みがあるものを選びましょう。ただし、春キャベツは巻きがやわらかいので、軽いものでも大丈夫です。

また、芯の部分の切り口が茶色に変色したり、ひびが入っているものは避けましょう。 芯の切り口は、500円玉よりも小さいサイズが◎。
カットしたものを買うときは、切り口が黒ずんでいるものや、盛り上がっているものを避けましょう。

調理のポイント

料理の付け合わせの定番のせん切りキャベツは、切る方向で食感が変わります。太い葉脈の繊維を断ち切るように垂直に包丁を入れるとふんわりと食べやすく、繊維に平行に包丁を入れると繊維が残り歯ごたえを楽しめます。

また、切った後に水にさらすと、シャキシャキ感が増します。ただし、長時間さらすとビタミンCやビタミンUが溶け出してしまうので、数分程度を目安にしましょう。

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旬と保存の方法

キャベツは産地や品種を替えて、年間を通して出回っています。春が旬の「春キャベツ」は、葉がやわらかくて甘みがあり、みずみずしいので生食に適しています。

保存の方法は、丸ごとキャベツならば、円錐状の芯の部分をぎりぎりまでくり抜いて、水でぬらしたキッチンペーパーを詰めます。そのままポリ袋に入れ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。使うときは、外側から1枚ずつはがしていく方が鮮度を保つことができます。
カットしたものは、切り口にラップをかけてポリ袋に入れ、早めに食べきるといいでしょう。

旬のキャベツ、いろいろなレシピでおいしく味わってください。

キャベツをおいしく食べるおすすめレシピ

キャベツの塩麹あえ
青じその爽やかな香りがアクセント。酢と塩麹でさっぱりいただけます。こってりした料理の箸休めにも◎
キャベツとしらすのペペロンチーノ
しらす干しのうま味とたっぷりキャベツの甘みが合わさって、リピートしたくなる味わいです。
ふわふわ鶏団子とキャベツのトマト煮
鶏団子に豆腐を加えることでふわふわな食感に。たっぷりのキャベツを一緒に煮込んだ食べ応え抜群の一品です。

キャベツの栄養価

エネルギー
23 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
1.2 g
脂質
0.1 g
炭水化物
5.2 g
食物繊維
1.8 g
糖質
3.4 g
カリウム
190 mg
カルシウム
42 mg
マグネシウム
14 mg
リン
26 mg
0.3 mg
亜鉛
0.1 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
2 µg
ビタミンE
0.1 mg
ビタミンB1
0.04 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.10 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
66 µg
ビタミンC
38 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
79 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
23 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
1.2 g
脂質
0.1 g
炭水化物
5.2 g
食物繊維
1.8 g
糖質
3.4 g
カリウム
190 mg
カルシウム
42 mg
マグネシウム
14 mg
リン
26 mg
0.3 mg
亜鉛
0.1 mg
ヨウ素
0 µg
ビタミンA
2 µg
ビタミンE
0.1 mg
ビタミンB1
0.04 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.10 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
66 µg
ビタミンC
38 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
79 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士