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パクチー好きは必見! おいしいパクチーの見分け方と調理法

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パクチーはコリアンダーや香菜(シャンツァイ)とも呼ばれるセリ科のハーブ。その独特な強い香りから好みが分かれますが、エスニック料理に欠かせない食材です。
今回はそんなパクチーについて、お役立ち情報をご紹介します。

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独特の香りにヒミツあり? パクチーの栄養

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パクチーはその独特の香り成分に食欲増進効果や、緊張感をやわらげる働きがあるといわれています。 さらに、糖質や脂質の代謝に欠かせないビタミンB1やビタミンB2。また、老化の原因と言われている活性酸素を減らすβカロテンやビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化ビタミンが豊富に含まれています。

パクチーの選び方、調理のポイント

茎が太すぎず、香りが強いものが良品です。葉がみずみずしく緑色が鮮やかで、茎から葉先までシャキっとしている新鮮なものを選びましょう。茎が太いものは繊維が硬く、苦味が強い場合があります。

パクチーの香りを楽しむには、生のままでサラダやスープのトッピングに使いましょう。納豆やそうめん、冷奴に刻んだパクチーを薬味としてのせてみるのもおすすめです。

炒め物は最後にさっと混ぜる程度で火を止めるのがポイントです。硬めの茎や根に近い部分などは煮込み料理の風味づけにぴったり。肉や魚料理の臭み消しとしても活用できます。

ナンプラーやスイートチリソースなどの調味料と合わせれば、ご家庭でも手軽にエスニック料理が楽しめますよ。

パクチーの旬と保存の方法

国産のパクチーの旬は春から初夏。パクチーの香りは乾燥や熱に弱いので、湿らせた新聞紙などで包みポリ袋に入れて、できれば立てた状態で冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。
旬のパクチー、いろいろなレシピで味わってみてください。

パクチーのおすすめレシピ3選

トマトとあさりのエスニックスープ
トマトとあさりのうま味たっぷりのエスニックスープです。パクチーとナンプラーの香りが食欲をそそります。
にんじんとパクチーのサラダ
香り豊かなパクチーに、ナンプラーをきかせたエスニックな味わいのサラダ。くるみのカリッとした食感もアクセントに。
切り干し大根入り 生春巻き
生春巻きに食物繊維が豊富な切り干し大根を加え、えびやパクチー、レタス、玉ねぎとともに巻きました。楽しい食感で、食べごたえがあります。

<参考>
・新野菜の便利帳 健康編(高橋書店)
・野菜まるごと大図鑑(主婦の友社)
・いちばん詳しくて、わかりやすい!栄養の教科書(新星出版社)

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士