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サラダにしても美味しいって知ってた?爽やかな酸味の「はっさく」

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爽やかでツブツブとした果肉が魅力

はっさくは日本原産の柑橘類です。適度な甘さとすっきりとした酸味があり、ほのかな苦みも感じられます。果汁はそれほど多くありませんが、果肉の粒がしっかりしていてプリッとした食感が楽しめます。今回は生食でもサラダにしても美味しいはっさくについて、栄養から保存方法まで詳しくご紹介します。

はっさくの栄養と健康効果!

はっさくには抗酸化作用が期待できるビタミンCがたっぷり含まれています。生食する機会が多いため、熱に弱いビタミンCを効率的に摂ることができるオススメ食材です♪ビタミンCは抗酸化作用のほかにも皮膚の健康維持やストレスを軽減する効果があると言われており、酸味の成分であるクエン酸にはエネルギー代謝や疲労回復を助ける働きがあります。さらに、ビタミンCとクエン酸には鉄やカルシウムなどのミネラルの吸収を高める効果もあるため、これらの栄養素を含む食材との食べ合わせも◎。
この他にも苦味の成分であるナリンギンは、毛細血管を強化したり血流の改善や抗アレルギー作用があるといわれています。

選び方のポイント

皮の色が濃くて張りとツヤがあり、ヘタの部分が枯れていないものを選びましょう。そして、手に持ったときにずっしりと重みのあるものが良品です。また、香りも重要な要素です。爽やかな香りの中に甘い香りがあるか確かめてみましょう。

調理のポイント

はっさくの果皮は厚みがあるので、ナイフで切り込みを入れるとむきやすくなります。薄皮もかたいのでむいた方が美味しく食べられます。すっきりとした味わいのはっさくは、オリーブオイルや塩との相性がよくサラダやカルパッチョの材料にも最適です。さらに、酸味や香りは薄味の物足りなさを補ってくれるので減塩効果も期待できます。また、皮を砂糖漬けにしたはっさくピールを作るのもオススメです♪

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旬と保存の方法

はっさくは12月頃から収穫されますが、美味しい食べごろの旬は2~4月。
乾燥を防ぐために新聞紙に包んで冷暗所で保存します。酸味が強いと感じるときは、数日おいておくと酸味がやわらぎます。室温が高いときはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

旬のはっさく、そのまま食べたりデザートやサラダにしたり、いろいろなレシピで美味しく味わいましょう!

はっさくのおいしい健康レシピ3選

春キャベツとはっさくのサラダ
八朔とキャベツの爽やかサラダ。八朔の苦味成分であるナリンギンは、高血圧を抑える働きがあると言われています。
はっさくとりんごのサラダ
はっさくとりんごの甘みと酸味のバランスがよい、さわやかなサラダレシピ。ビタミン類がバランスよく含まれる一品です。
デザートに 簡単はっさくゼリー
爽やかな酸味が美味しいゼリーです。抗酸化作用のあるビタミンCを多く含みます。風邪予防や、疲労回復にも効果的です。

はっさくの栄養価(100gあたり)

エネルギー
13 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.8 g
脂質
0.1 g
炭水化物
3.2 g
食物繊維
1.3 g
糖質
1.9 g
カリウム
220 mg
カルシウム
43 mg
マグネシウム
10 mg
リン
33 mg
0.3 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
8 µg
ビタミンE
0.2 mg
ビタミンB1
0.03 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.09 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
61 µg
ビタミンC
19 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
59 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
13 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.8 g
脂質
0.1 g
炭水化物
3.2 g
食物繊維
1.3 g
糖質
1.9 g
カリウム
220 mg
カルシウム
43 mg
マグネシウム
10 mg
リン
33 mg
0.3 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
8 µg
ビタミンE
0.2 mg
ビタミンB1
0.03 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.09 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
61 µg
ビタミンC
19 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
59 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です
編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士