ビタミンAは美肌の味方!?こんなレシピでしっかり摂ろう!
公開日: 2016年5月23日
美肌の味方?!ビタミンA
肌が乾燥してニキビができやすい時はありませんか?そんなあなたは、もしかしたらビタミンAが不足しているかもしれません。
ビタミンAは、肌のバリア機能にも関わる重要な栄養素です。今回は、美肌にも役立つビタミンAについて働きや効果的な食べ方をご紹介します!
皮膚や粘膜、目の健康を保つ
ビタミンAは、呼吸器や消化管などの粘膜や皮膚の機能、目の機能を正常に保つ働きがあります。そのためビタミンAが不足すると、皮膚や粘膜が乾燥し感染症にかかりやすくなってしまいます。また、暗い場所での視力が低下する夜盲症、目が異常に乾燥する角膜乾燥症が起こる危険性もあります。
一方、ビタミンAを摂りすぎると頭痛や脱毛が起こることが知られています。妊娠中の場合、過剰摂取を連日続けると胎児に奇形が起こることもあるため、注意が必要です。
ビタミンAを多く含む食品
ビタミンAには動物性食品に含まれる「レチノール」と、植物性食品に含まれる「カロテノイド(β-カロテンなど)」があります。動物性食品ではレバー、ホタルイカ、アンコウの肝など、植物性食品ではニンジン、かぼちゃ、モロヘイヤなどの緑黄色野菜に豊富に含まれています。
動物性食品のビタミンAは吸収されやすいですが、植物性食品は吸収率が低く動物性の1/3程度であるため、ビタミンAをしっかり摂りたい時には調理に工夫が必要です。
ビタミンAを効率よく摂るコツ
ビタミンAは油と一緒に摂取すると、吸収率が高まります。また比較的熱に強いため、、野菜は油炒めにしたり、生で食べる場合はドレッシングなど油分を含むものと一緒に摂る、魚介類や肉類と合わせて摂るのが◎。
例えばニンジンのビタミンAの吸収率は、生食で約10%、茹でた場合約30%、油と一緒だと約50~70%になります。ただし、通常の生活で油が不足することは少ないため、それほど意識する必要はありません。 正しい知識を身に着けて、効率的にバランスよく栄養を摂りたいですね♪