コンビニ食品の塩分量をチェック!おにぎり・サンドイッチ編
公開日: 2025年1月23日
血圧が高めなどで減塩を心がけていても、日々、食塩をどれぐらいとっているのかを把握するのは難しいもの。その点、コンビニ食品は食塩相当量が記載されているものがほとんどなので、商品を比べて選べるメリットがあります。
そこで今回は、いつでも手軽に食べやすいコンビニの主要メニュー「おにぎり・サンドイッチ」の食塩相当量をチェックしてみました。
「おにぎり」の覚えておきたい減塩のヒント
・おにぎり1個の食塩量は約1g〜
コンビニのおにぎり1個(約100g)あたりの食塩相当量は、1.0〜1.5g程度が目安です。具材やご飯の味など、商品によって異なります。
・ 味付きご飯より白いご飯の方が、塩分を抑えられる
ご飯全体に味をつけている炊き込みご飯や混ぜご飯、炒めご飯などは、使用する調味料の量も多くなりがち。
・ 塩やしょうゆ味の具材は、量や数を増やさなければOK
塩やしょうゆ味の具材(梅干し、おかか、鮭など)のおにぎりの食塩相当量は、それほど大差はありません。
「サンドイッチ」の覚えておきたい減塩のヒント
・食パンにも食塩が含まれている
パンは製造の工程で食塩が加えられており、サンドイッチ用食パン(耳なし2組分)には、0.5gの食塩が含まれています。
・ ソース味の具材より、マヨ味の方が塩分を抑えられる
洋風の調味料の中では、マヨネーズよりソースの方が食塩相当量は多くなります。
・ ハムやチーズなどの隠れ塩分にも注意
ハムやベーコン、チーズなどの加工食品にも食塩が使われています。
おにぎり、サンドイッチと一緒に食べるなら、汁ものよりサラダを
カップみそ汁、スープなどを一緒に買う方も多いかもしれませんが、汁ものには調味料の食塩が意外と多く含まれています。そのため、サラダを選ぶ方が減塩に。ドレッシングの量を減らすとさらにGOOD。
1日の食塩摂取量の目標量をおさらい
1日の食塩摂取量の目標量
男性・・・7.5g未満
女性・・・6.5g未満
高血圧の方・・・6g未満
※参考:厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020年版、日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019
おにぎり、サンドイッチの1個あたりの食塩相当量は、1日の食塩摂取量の目標量内にはおさまっています。1食あたり2g程度を目安にしておくと◎。
コンビニの食品は表示を見ながら選べるので「塩分とりすぎかな?」と思ったら数を減らす、商品を変えるなど、少しずつ減らしてみませんか。