コンビニ食品の塩分量をチェック!ホットスナック・おでん・中華まん編
公開日: 2025年1月27日
コンビニのレジ横のホットスナック類は、店頭での栄養表示がないことが多く、すぐに塩分を確認したり、比較したりしにくいかもしれません(ホームページで確認できるものもあります)。
お店や商品によって異なりますが、主要なメニューの食塩相当量の目安と選び方をご紹介します。
「ホットスナック」の覚えておきたい減塩のヒント
・1個あたりの食塩相当量は約0.5〜2g以上と幅広い
ホットスナック類は全て食塩量が多いというわけではありません。商品によって異なり、コロッケや春巻きは比較的少なめ。個数や頻度を調整すると◎。
・ ソーセージなどの加工食品は食塩相当量が多め
ソーセージやハムなどの加工食品は、製造工程で食塩が使用されているうえ、ケチャップやソースなどをつけるとさらに食塩量が増える理由に。
「おでん」の覚えておきたい減塩のヒント
・汁は飲み干さない
おでんの小カップ(200ml)の汁の食塩相当量は約1.9g。汁だけでも食塩量が多いので、飲み干さないのがベター。
・練り物より大豆食品のたねを選ぶ
ちくわ、はんぺん、つみれ、さつま揚げなど、魚介の練り物は食塩を使っているため、1個で食塩相当量が約1g。個数を減らすか、厚揚げや餅入りきんちゃくなどに置き換える方が減塩になります。
・カリウムを含む大根と一緒に食べると◎
カリウムには体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。カリウムは野菜類に多く含まれており、おでんの中では大根がおすすめ。
「中華まん」の覚えておきたい減塩のヒント
・肉まん、ピザまんの食塩相当量は約1g
1個あたりの目安を知って、個数や食べるタイミングを調整する、大きいサイズにしないなどで減塩に。
・ あんまんにも微量の食塩が含まれている
生地のほかに、あんこにも実は食塩を使用していますが、中華まんの中では比較的食塩相当量は少なめ。
1日の食塩摂取量の目標量をおさらい
1日の食塩摂取量の目標量
男性・・・7.5g未満
女性・・・6.5g未満
高血圧の方・・・6g未満
※参考:厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020年版、日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019
ホットスナック類を、食事とは別に頻繁に食べる、一度に大量に食べてしまうと、塩分とりすぎの心配があります。
食べたいときには間食ではなく食事の一部にする方法もあります。主食を中華まんにする、ホットスナックやおでんを食事のおかずにするなど、がまんせずに取り入れる方法を考えてみませんか。