「そうめん」と「ひやむぎ」。違いと栄養価、知っていますか?
公開日:
2020年8月27日
最終更新日:
2021年7月18日
暑い日に食べたくなるのが、冷たいそうめんやひやむぎ。
今日はそうめんにしようか、ひやむぎにしようか、迷ったことはありませんか?
そっくりなこの2種類のめん。何が違うと思いますか?
両者の違いを決定づけるのは、めんの太さなのです。
太さは違えど、栄養価は同じ
そうめんとひやむぎは乾めんで売られていることが多く、国が定める食品などの規格・JASでは、同じ「乾めん類」の「干しめん」になり、そうめんは長径1.3mm未満、ひやむぎは長径1.3mm以上、1.7mm未満と、太さの違いによって分けられています(ただし、手延べは例外)。
ちなみに、うどんも同じ仲間。長径1.7mm以上になると、うどんになります。
主原料はどちらも小麦粉。文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、そうめん・ひやむぎ(乾めん)の100gあたりのカロリーは333kcalです。
栄養価は炭水化物が約70%を占めているため、ゆでてめんつゆにつけて食べるだけでは、たんぱく質やビタミン・ミネラル類が不足しがちに。
肉・魚・卵・豆腐・納豆・野菜、野菜は夏ならオクラ、トマト、きゅうり、みょうがなどの具材をのせて、栄養バランスを整えるのがおすすめです。
とくにそうめんは、ゆで時間がたいてい1〜2分と短めなため、調理の時短になるのもうれしいポイント。さっと作って食べたい、ランチタイムにもぴったりですね。
栄養バランスが整う「そうめん」「ひやむぎ」レシピ
■具だくさんでうれしい
カロリー抑えめでありながら、えび、鶏ささ身が入った大満足なそうめんレシピ
■ピリ辛が食欲をそそる
鶏ささ身を使い、脂質は控えめに。辛味と酸味が食欲を刺激します
■梅やしその風味が香る
ビタミンB1が含まれている豚肉、クエン酸が含まれた梅干しなど、夏の疲れたからだに
■たんぱく質が摂れる
納豆と温泉卵で、植物性と動物性のたんぱく質が摂れます。ひやむぎを使用
参考/農林水産省「日本農林規格」 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」