「1週間あんしん献立だより」9月のおすすめ献立part3
公開日: 2021年9月24日
食欲の秋といいますが、この時期は野菜に果物に本当においしいものが多いですね。
そこで今回は、旬の「れんこん」を使ったボリューム満点の肉料理献立を紹介します。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届け。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
9月の1週間献立
テーマ/秋の食材を先取る 使い切り献立
土曜日
スパイシーさが食欲そそる かじき揚げ献立
日曜日
食感を楽しむ れんこんのはさみ焼き献立
月曜日
ご飯がすすむ チリソース炒め定食
火曜日
電子レンジで簡単 蒸ししゃぶ献立
水曜日
ピリ辛 韓国風さばのみそ煮献立
木曜日
きのこのオープンオムレツが主役の華やか献立
金曜日
甘辛い田楽がおいしい 秋食材の献立
買い物リストはこちら
土〜火曜日の買い物リスト
水〜金曜日の買い物リスト
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、日曜日の食感を楽しむ れんこんのはさみ焼き献立です。
シャキシャキとしたれんこんに、肉だねをはさんで甘辛く焼き上げた「れんこんのはさみ焼き」がメインの献立です。
副菜はきゅうりに酢みそをなじませたあえ物、汁ものはふわふわ卵のかき玉汁を合わせました。
塩分が高くなりがちな和食ですが、青じそなどの香味野菜を加えたり、調理方法をくふうして、塩分控えめに仕上げています。
主食●麦ご飯(押麦2割・150g)
ご飯は押麦2割の麦ご飯にすることで、白米に比べて食物繊維量がアップ。炊飯器にセットした白米に、押麦と水を加えるだけと炊くのも簡単です。
関連記事:「いつものご飯に「麦」を加えて栄養価&食べごたえUP
主菜●れんこんのはさみ焼き
れんこんと鶏ひき肉の相性が抜群!肉厚で食べこたえのある料理です。
料理のポイントは、肉だねに青じそ、しょうがのすりおろしを混ぜること。
こうすることで、塩分控えめでも味わい深く仕上がります。
れんこんはスライスして、片栗粉をまぶしてから肉だねを挟むと、はがれにくくなるうえ、肉のうま味も閉じ込められて一石二鳥。
香ばしいしょうゆと青じその風味が食欲をそそる一品です。
副菜●きゅうりとわかめの酢みそあえ
肉料理に合うさっぱりとした副菜です。
きゅうりは水分を抜くために、塩を振ってしばらくおきます。
このあと通常なら、きゅうり絞って水けをきりますが、おいしい健康ではここでひとくふう。
塩揉みしたきゅうりを流水で洗い流してから絞ります。
そうすることで、少量の調味料で塩分をおさえながらも味がしっかり入っておいしく仕上がりますよ。
汁もの●三つ葉のかき玉汁
副菜にみそを使ったので、汁ものはすまし汁を合わせます。
作り方はとっても簡単。
だし汁を煮立たせ、水溶き片栗粉を加えてとろみを加えます。溶きほぐした卵を入れて、手でちぎった三つ葉を加えて完成!
ふわふわな卵にするポイントは、強火にして煮立てたところに溶きほぐした卵を流すこと。
流し入れたら、すぐにかき混ぜないことも重要です。
簡単に作れて、たんぱく質も手軽にとれるので、毎日の献立にもぜひ加えてみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。
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