【管理栄養士監修】「1週間あんしん献立だより」8月のおすすめ献立
公開日: 2022年8月4日
7月前後から暑い日が多くて、もううんざり…ですが、夏本番の8月は始まったばかり!まだまだ暑い日々が続きそうですね。
今回は、元気に夏を過ごすために必要な栄養が補える「夏野菜」を使った、どれも簡単&短時間で調理できる献立をご紹介します。
太陽をたくさん浴びた夏野菜は味はもちろん、彩りもよいので、食卓がパッと明るくなり、夏バテ気味で食欲がわかない時も、お箸がすすむ献立になっています。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
8月の1週間献立
テーマ/暑さに負けない 夏野菜まんさい献立
土曜日 野菜が250g以上摂れる レンジ蒸し献立
日曜日 食べごたえ満点 ゴーヤーの肉詰め献立
月曜日 食欲アップ 塩にんにく炒めが主役の献立
火曜日 火を使わないお手軽洋風献立
水曜日 あじの照り焼きが主役の和風献立
木曜日 暑い夏にうれしい さっぱりかけそば献立
金曜日 30分ほどでできる のっけ丼献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、土曜日の 野菜が250g以上摂れる レンジ蒸し献立です。
この献立だけで野菜を250g以上摂ることができます。主菜は材料を耐熱用の器に並べ、調味料をかけて電子レンジで加熱すれば完成なので、作り方もとっても簡単。
長時間台所に立たず、火を使う調理をしなくてすむのもうれしいですね。
副菜はどちらも「香ばしさ」が食欲をそそる2品、「ごま油香る 小ねぎの焼きサラダ」と「こんがり香ばしい 焼きアボカド」をご紹介します。
主菜●白身魚と夏野菜のレンジ蒸し
白身魚は調理する前に、表面の水分をしっかりふきとるのがおいしく作るポイント。 くさみが減り、塩分控えめでもしっかり味を感じることができます。
材料の下ごしらえをして耐熱用の器に並べたら、電子レンジにおまかせ。 野菜全体から出る水分が白身魚にしみ込みふっくらと、そして野菜はみずみずしく仕上がります。
この一品だけで夏野菜を150g摂ることができるのでおすすめです。
副菜●ごま油香る 小ねぎの焼きサラダ
ねぎは生のままだと辛味が強いため、さっと炒めることで甘味が増し、食べやすくなります。 しらすとかつお節のうま味、最後に加えるごま油の香ばしさでお箸がすすむ一品に。
サッと炒めるだけで完成するので、献立の最後に作るのがおすすめです。
副菜●こんがり香ばしい 焼きアボカド
生で食べることが多いアボカドですが、焼いてもおいしいのをご存じでしょうか? じっくりと焼いたアボカドは、滑らかな口当たりになります。
味つけはオイスターソースのみですが、アボカドのコクとあわさって味わい深い一品に。
アボカドは脂質が多いため、焼き油は使わずになるべく脂質を抑えるように工夫しました。
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。
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