紫外線が気になる季節に「パプリカ」

注目のポイント
・加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富
・高い抗酸化力を狙うなら「赤パプリカ」
・グリルで焼いてポリ袋に入れて蒸らすと、皮むきが簡単
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赤、黄、オレンジなどのカラフルな色で、サラダやお弁当などに彩りを添えてくれるパプリカ。色によって栄養に違いがあることはご存知でしょうか?今回はそんなパプリカについて、栄養から保存方法、レシピまで詳しくご紹介します。

紫外線から肌を守ってくれる栄養素がいっぱい

パプリカはピーマンの大型種で、ピーマンよりも肉厚、風味にクセがなく甘味が強いのが特徴です。ビタミンCやビタミンE、β‐カロテンなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。これらの栄養素は紫外線から肌を守る働きがあるため、積極的にとりたい野菜です。

パプリカは加熱調理すると抗酸化作用アップ

ビタミンCは加熱によって壊れやすい栄養素ですが、パプリカのビタミンCは加熱調理しても壊れにくいという特徴があります。また、油と一緒にとるとビタミンEやβ‐カロテンの吸収率が高まり、抗酸化作用を促進すると言われています。

抗酸化を狙うなら「赤パプリカ」がおすすめ

赤と黄で比較すると、赤のほうがβ‐カロテンは5.5倍、ビタミンEは1.8倍も含まれています。さらに、赤いパプリカにはカプサチンと呼ばれるカロテノイド系の色素が含まれ、高い抗酸化力を発揮します。

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パプリカをおいしく食べるためのポイント

  • 果皮にハリとツヤがあり、肉厚で色鮮やかなものを選ぶ
    へたの切り口が黒く変色していないものを選びましょう。シワがあるものは鮮度が落ちている可能性があります。

  • 表面の水分をふいてから、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存
    パプリカは水けに弱いので、洗ってから濡れたままにしないように注意してください。長期保存するときは、使いやすい大きさに切って保存袋に入れて冷凍ができます。

  • マリネなどにするときは、皮をむいて口当たりよく
    グリルで全体に黒く焦げるぐらいまでしっかり焼き、熱いままポリ袋に入れて蒸らすと皮がむけやすくなります。ちょっとひと手間をかけると、甘みが増して口当たりよく仕上がるので、試してみてください。

日差しが強い季節に食べたい、パプリカのレシピ3選

加熱調理で抗酸化パワーもアップ。人気の肉巻きなど定番レシピも、パプリカなら華やかなおかずになります。

焼きパプリカのマリネ
by ちひろのキッチンさん
皮のむき方については、先述のポイントでご紹介したポリ袋を使った方法を試してみても◎
お弁当に☺ピーマンパプリカの塩昆布ナムル
by どんぴんたんさん
電子レンジで作れる、彩りがきれいな副菜。塩昆布とごま油の風味がくせになります
パプリカの彩り肉巻き♪お弁当にも
by アールmamaさん
カットした断面がカラフルでお弁当にもぴったり。甘辛いタレはみんなが好きな味!

参考にした文献

  • 新野菜の便利帳 健康編(高橋書店)
  • 新野菜の便利帳 おいしい編(高橋書店)
  • いちばん詳しくて、わかりやすい!栄養の教科書(新星出版社)
編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士