「1週間あんしん献立だより」3月のおすすめ献立
公開日: 2022年3月8日
冬から春へ変わるこの時期は、自立神経の乱れや肌トラブルなど、なにかと体調を崩しやすくなる季節です。
そんな季節の変わり目に備えて、3月は不足しがちなビタミンを補う献立をご紹介します。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
3月の1週間献立
テーマ/季節の変わり目に ビタミンを補う献立
土曜日 ビタミンEを補う グリーンカレー風献立
日曜日 葉酸を補う 菜の花と牛肉の炒め物献立
月曜日 ビタミンAを補う さば缶と人参が主役の献立
火曜日 ビタミンB1を補う 長ねぎの豚肉巻き献立
水曜日 ビタミンDを補う 鮭とまいたけが主役の献立
木曜日 ビタミンB2を補う 納豆チャーハン献立
金曜日 ビタミンCを補う フライパン蒸しの献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、土曜日のビタミンEを補う グリーンカレー風献立です。
ビタミンEを含むアーモンドミルクで作るグリーンカレーがメインの献立です。
アーモンドミルクを使用することで一般的なものよりも脂質をカット。
たっぷりのほうれん草でグリーンペーストがなくても手軽に作れます。
副菜にはレモン汁でさっぱり食べられるヤムウンセン風の春雨サラダを合わせました。
カレーにはビタミンE、サラダにはビタミンCが多く含まれています。
どちらも抗酸化ビタミンですので、効率的に摂取することができます。
主食・主菜●アーモンドミルクで作るグリーンカレー風
脂質を抑えた、ビタミンEが補える本格カレー
一般的なグリーンカレーはココナッツミルクを使用しますが、アーモンドミルクを使うことで、脂質を大幅にカットしました。
アーモンドミルクには抗酸化ビタミンであるビタミンEが多く含まれています。
ポイントはたっぷりのほうれん草を炒めること。
さらに何種類もの香辛料で作るペーストを使用しなくても、カレー粉とナンプラーだけで、本格的な味わいに仕上がります。
手間を省いても、満足できるカレーがいただけますよ。
副菜●ヤムウンセン風 春雨サラダ
桜えびの風味とうま味が効いた塩分控えめのサラダ
桜えびの風味とうま味をしっかり効かし、レモン汁としょうゆでさっぱりと仕上げました。
さっぱりとした味わいながらも、桜えびのうま味を十分に感じられる一皿です。
具材のきゅうりとトマト、レモンに含まれるビタミンCも抗酸化ビタミンです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。
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