「1週間あんしん献立だより」2月のおすすめ献立
公開日: 2022年2月1日
血糖値が上がりやすい冬の時期は、よく噛むことで血糖値の上昇をなるべく緩やかにしたいですね。
野菜や食材を大きめに切ったり、生で食べたり、食感が良い食材を組み合わせた咀嚼回数を増やせる献立をご紹介します。
おいしい健康の1週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
1日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
2月の1週間献立
テーマ/季節を楽しむ、食べ応えのある献立
土曜日 節分の日に 1本丸かじり恵方巻き献立
日曜日 長いもソースの簡単ドリアが主役の献立
月曜日 電子レンジで簡単 白菜の豚肉巻き献立
火曜日 香り豊かな食材を使った牛肉の柳川風献立
水曜日 たっぷりソースでいただく たらの洋風献立
木曜日 カット野菜で作る 野菜炒め献立
金曜日 やさしい味わい 鶏肉のおろし煮献立
今回のピックアップ献立
今回ご紹介するのは、土曜日の節分の日に 1本丸かじり恵方巻き献立です。
福を巻き込んでいただく恵方巻きをメインにした、縁起の良い節分献立です。
主役の恵方巻きは酢飯や具材にくふうを凝らし、塩分をおさえました。
丸ごと1本食べられて、満足感は十分です。
さらに節分と言えば「大豆」。大豆の水煮を使った青じそのマヨネーズあえを副菜に合わせました。
節分の日に、ぜひ作ってみてください。
主食・主菜●節分の日に 恵方巻き
恵方巻きなどの巻き寿司は、しょうゆを多くつけてしまい、ついつい塩分の摂りすぎになることも。
しょうゆをつけなくても、最後までおいしくいただける恵方巻きです。
ポイントは、具のマグロにあらかじめ下味をつけること。
さらに塩昆布を具に加えることで、うま味が増して満足な味わいに。
塩分をおさえながらもしっかりと味わえて、食べごたえのある恵方巻きに仕上がるので、しょうゆにつけなくても、最後までおいしくいただけますよ。
恵方巻きはゆっくりと、よく噛んでから食べましょう。
副菜●長いもと大豆のしそマヨあえ
節分にちなんだ、大豆のあえ物です。
節分といえば大豆ですね。
やわらかな大豆の水煮に、長いものシャキシャキとした食感が加わった満足感のあるひと皿。
風味豊かなかつお節と青じその、さっぱりとした味わいのあえ物です。
マヨネーズを加えることで、大人から子どもまで楽しめる食べやすい味に仕上げました。
汁物●白菜としいたけのごまみそ汁
だしをとるひと手間を省いた、コクとうま味がいっぱいのみそ汁です。
おいしいみそ汁にていねいにとっただしはつきものですが、だしをとるのは案外手間がかかるもの。
ひと手間を省きたい気分のときもありますよね。
そんなときは、だしを使わなくてもうま味とコクが楽しめる、ごま風味のみそ汁がおすすめです。
具の干ししいたけからはたっぷりのうま味、白菜からはやさしい甘みの味わいが引き出され、そこに白練りごまを加えることで深いコクと風味がプラスされます。
だしを使わなくても、おいしく手軽に作れるのがうれしいですね。
もっと詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
筑波大学附属病院監修 糖尿病患者さんのための1週間あんしん献立
*この記事内の献立は、1食のエネルギー摂取量を500〜600kcal、食塩相当量を2.5g以下(1週間平均で1食あたり)、食物繊維を7g以上(1週間平均で1食あたり)の基準で作成しています。
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