人気の献立を再びお届け！『毎日コツコツ発酵食品を補う献立』

寒暖差が大きいこの季節、体調を整えたい皆さまに！

11月になっても暖かい日が続き、日中と朝晩の気温差が大きくなっています。このような季節の変わり目は、日々の体調管理が難しくなりがちです。
そこで今回は、おいしい健康で人気の「１週間あんしん献立」から「毎日コツコツ発酵食品を補う献立」をリバイバルとしてご紹介いたします。

発酵食品は、日々少しずつ摂り入れることで、体調を整えやすくしてくれる頼もしい存在。日本の伝統的な味噌や納豆に加え、酢やキムチ、ヨーグルトといった幅広い発酵食品を取り入れたメニューを通して、毎日少しずつ発酵パワーをプラスしていきましょう！

おいしい健康の１週間あんしん献立では、筑波大学附属病院監修のもと、糖尿病患者さん向けの1週間分の夕食を提案しています。
１日のエネルギー摂取量が1600kcalの方に合わせた献立を、月替りでお届けします。
糖尿病ではない方にも“健康的な食事”として、楽しんでいただける内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

『毎日コツコツ発酵食品を補う献立』1週間のラインナップ

【土曜日：塩麹でうま味引き立つ　トマト麻婆豆腐献立】
発酵食品の塩麹を使ったトマト塩麹麻婆豆腐が主役の献立です。塩麹は塩と麹を発酵させた調味料。素材のうま味を引き立たせてくれるので、豚肉、トマトのうま味がしっかりと感じられる味わい。副菜にはごまの風味香るごぼうの塩昆布あえを。汁物にはたっぷりの長ねぎを使った中華スープを合わせました。

【日曜日：ヨーグルトソースでいただくかじきの献立】
かじきのヨーグルトソースがけが主役。ヨーグルトには発酵によって作られるビフィズス菌が含まれます。食物繊維と一緒に摂ることで効率的に摂取できるため、ソースには食物繊維を含むエリンギを合わせました。副菜にはにんじんのカレー焼き、汁物には冷凍枝豆を使ったスープを合わせた献立です。

【月曜日：酢でさっぱり　酢こしょう炒めが主役の献立】
主菜の鶏肉とレタスの酢こしょう炒めは酢、塩、こしょうと味付けはシンプルながらも桜えびのうま味がしっかりと効いた一皿。副菜にはパプリカの甘味感じるごまみそあえと、冷凍とろろと納豆を混ぜるだけの簡単な小鉢を合わせました。主菜、副菜それぞれに発酵食品を取り入れた献立です。

【火曜日：かつお節香る　和風パスタがメインの献立】
発酵食品の一つであるかつお節を使ったパスタがメインの献立です。ゆでたパスタにツナをあえ、かつお節、小ねぎを散らして卵黄をのせるだけの簡単な一皿。副菜にはにんじんそのものの甘味とレーズンの甘味が感じられるラペ、スープにはまろやかな味わいのミルクみそスープを合わせました。

【水曜日：みそが染み渡る　さわらのホイル蒸し献立】
主菜のホイル蒸しには大豆、麹、食塩を混ぜ合せ、発酵させた日本の代表的な発酵食品「みそ」を使用。みそのうま味、バターのコクがさわら、野菜に染み渡った味わい深い一皿です。副菜にはオーブントースターでこんがりと焼いたエリンギの焼きマリネを。汁物には豚ひき肉とごぼうスープを合わせました。 さわらの代わりに鮭やぶり、さばでも同じようにおいしく作っていただけます！

【木曜日：たっぷりきのこを使った豚キムチ献立】
電子レンジで作る豚キムチが主役の献立です。キムチは乳酸菌で発酵された食品。乳酸菌はきのこに含まれる食物繊維と一緒に摂ることで効率的に摂取できます。きのこをたっぷり使用しているので食べ応えも十分な一皿。副菜に塩昆布のうま味が効いたキャベツのマヨあえ、デザートにりんごを合わせました。

【金曜日：納豆がほくほく　やわらか豆腐グラタン献立】
納豆がほくほくな豆腐のグラタンがメインの献立。納豆菌は熱に強いため、熱々のグラタンでも生きたまま腸に届きます。ホワイトソースは豆腐で簡単に。マヨネーズを加えてコクをプラスしました。副菜にさっぱりしたトマトのマリネ、スープに食物繊維が補えるまいたけとレタスのスープを合わせました。

最後に、日々の体調をサポートする発酵食品活用法

１．1つの発酵食品を毎日続ける工夫
例えば、朝ごはんに味噌汁をつける、おやつにヨーグルトを選ぶなど、1日の中に少しずつ取り入れることで、毎日のリズムを作ることができます。
２．発酵食品を組み合わせて、バリエーション豊かに
1つの食材だけでなく、複数の発酵食品を取り入れることで、味や栄養のバランスが広がり、飽きずに続けられます。

「１週間あんしん献立」では、時短や手軽さをテーマにした献立や季節の食材を使った１週間分の献立をお届けしています。ぜひご覧ください。

「1週間あんしん献立だより」のほかにも、健康維持や予防などに役立つおいしいレシピが満載

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