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「おいしく減塩」しょうが焼きのコツ – 動画で見る、おいしい健康 –

こんにちは。管理栄養士ののっちです。
「塩分を控えたほうがいい」とはよく聞きますが、実際どのくらいが目安かご存じですか?
1日の食塩摂取目標量は女性6.5g未満、男性7.5g未満※1。
高血圧の方は、さらに控えめの6.0g未満が目安とされています※2。
とはいえ、減塩を始めても

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「味が物足りない…」「おいしくない…」

と感じる方も多いのではないでしょうか。

そして健康のために塩分を控えたいけれど、薄味ばかりでは長続きしにくいですよね。
でも実は、ちょっとした工夫で無理なく“おいしく減塩”できます。

おいしく減塩するコツ

減塩の食事は「味を薄くする」ことではありません。 濃い味付けに慣れている方が急に薄味に変えると、満足感が得られなかったり、おいしく感じられなかったりすることもあります。
そこで、次にご紹介する“おいしく感じる工夫”をプラスすることが大切です。

● 酸味をきかせる

酢やレモン汁、トマトなどの酸味を加えると、味にメリハリが出て塩分控えめでも満足感がアップします。

● 香味野菜・香辛料を使う

しょうがやにんにく、ねぎなどの香味野菜やこしょう、ラー油、カレー粉などの香辛料を使うことで、少ない塩分でも香りの満足感が得られます。

● だしやうま味を活かす

かつお節、昆布、きのこ、トマトのうま味成分を上手に使うと、塩分を減らしても物足りなさを感じにくくなります。

● 香ばしさを足す

焼き目をしっかりつけたり、ごまやごま油をプラスすると、香ばしさで味の満足度が高まります。

この4つを意識するだけで、ぐっと味わい深くなります。
今回は、定番人気の「しょうが焼き」を食塩相当量1.4gで満足感たっぷりに仕上げるコツを、動画でご紹介します。

▼動画をみる
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▶︎今回紹介した詳しい作り方、レシピ

※1厚生労働省,「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
※2日本高血圧学会,「高血圧管理・治療ガイドライン2025」

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士