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「セロリ」の香り成分にはこんな効果があった!

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爽やかな香りが魅力的!「セロリ」

セロリは独特の強い香りが特徴。ミネストローネやミートソーススパゲッティなど、洋食の味のアクセントとしてよく使われる野菜です。サラダや野菜スティックなど、生で食べても美味しいですよね。特有の香り成分はアピインというポリフェノールの一種です。アピインには、気持ちを安定させる効果があると言われています♪
また、セロリの原産地はヨーロッパや西アジアで、紀元前からにおい消しなどに使われてきました。日本で一般に普及し始めたのは戦後のため、国内では比較的新しい食材かもしれません。

セロリは葉まで食べよう!

セロリにはビタミンCやビタミンB群、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。ビタミンやミネラルが新陳代謝を助けてくれたり、身体の粘膜や皮膚を強くして免疫力をUPしてくれます。また、食物繊維も豊富に含まれることから、整腸作用や血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます!
よく使われるのは茎の部分ですが、実は葉には茎の2倍のβ-カロテンが含まれています。みじん切りにしてスープに加えたり、炒めてお好みの調味料で味付けをすると美味しくいただくことができますよ。

選び方のポイント

セロリを選ぶときには、葉がいきいきとみずみずしく、緑色が鮮やかなものを選びましょう。茎の部分が肉厚なものを選ぶと◎。
また、白いものは柔らかく甘みがあり、緑色のものは香りが強く感じられます。好みや用途に応じて、適切なものを選びましょう。

調理のポイント

セロリを生で食べる際は、軽く全体を洗い、ピーラーで薄く皮をむいてから好みの大きさに切りましょう。これにより、太い筋を取ることもでき歯触りがよくなります。
セロリは大きいサイズで野菜スティックにしても、細かく切ってサラダのアクセントにしても楽しめます。また、タルタルソースを作る機会があれば、ぜひみじん切りにしたセロリを加えてみてください。独特の香りが、まったりとしたソースの良いアクセントになります♪

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また、セロリは加熱料理にも適しています。特に肉類とは相性が良いため、ソテーやマリネにして付け合せにもオススメです。レバーなどにおいの強いお肉と一緒に調理すると、におい消しとしても使えますよ。

旬と保存の方法

セロリの旬は、11月〜5月。ハウス栽培をしているため、旬は長めです。旬の時期は茎が肉厚に、柔らかくなります。
セロリを保存する際は、葉と茎を別々にし、それぞれビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れましょう!茎がしんなりしてきた場合は、冷水につけるとシャキッとみずみずしさを取り戻します。

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セロリのおいしい健康レシピ3選

セロリと野菜たっぷりごろごろスープ
セロリを葉までまるごと使った、セロリ好きには嬉しい一品。ハーブとセロリの香りが、絶妙にマッチします♪
おからとセロリの煮物
意外な美味しい組み合わせ!!作り方も簡単!食物繊維が一品で一日分の約30%摂取できます。便秘解消にもお勧め!
シャキッとおいしいセロリのきんぴら
セロリの風味がしっかり生きたキンピラ。加熱しすぎず、野菜の食感が楽しめる程度に仕上げましょう。

セロリの栄養価

エネルギー
12 kcal
食塩相当量
0.1 g
たんぱく質
0.4 g
脂質
0.1 g
炭水化物
3.6 g
食物繊維
1.5 g
糖質
2.1 g
カリウム
410 mg
カルシウム
39 mg
マグネシウム
9 mg
リン
39 mg
0.2 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
4 µg
ビタミンE
0.2 mg
ビタミンB1
0.03 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.08 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
29 µg
ビタミンC
7 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
10 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
12 kcal
食塩相当量
0.1 g
たんぱく質
0.4 g
脂質
0.1 g
炭水化物
3.6 g
食物繊維
1.5 g
糖質
2.1 g
カリウム
410 mg
カルシウム
39 mg
マグネシウム
9 mg
リン
39 mg
0.2 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
4 µg
ビタミンE
0.2 mg
ビタミンB1
0.03 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.08 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
29 µg
ビタミンC
7 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
10 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です

※2016年1月に配信した記事を一部再編集しています。

編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士