あなたは大丈夫?肥満度チェックで生活習慣病予防!
公開日:
2016年6月17日
最終更新日:
2021年6月24日
もしかして肥満?チェックしてみよう!
久々に着た服のファスナーが締まらない、数年で体重が10kgも増えた...。そんなことはありませんか? 肥満とは、体脂肪が過剰に蓄積された状態を言います。
特に、BMI(kg/㎡)<計算法:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)>の値が25以上の方、お腹のあたりがポコッと出ている方は要注意!今回は、肥満の種類と食事でできるケアについてご紹介します。
肥満には2種類ある
肥満は、体脂肪がどの部分につくかによって2つのタイプに分かれます。
洋ナシ型肥満
指でつまめる「皮下脂肪」を中心とした肥満を洋ナシ型肥満といいます。下腹部、腰周り、太もも、お尻に脂肪が蓄積し、減らしにくいのが特徴です。後にご紹介するリンゴ型と比べて、生活習慣病を併発する可能性は少ないといわれていますが、油断は禁物。体調には十分注意しましょう。
リンゴ型肥満
腹筋と内臓の間につく「内臓脂肪」が多い肥満です。一見、太って見えないので肥満に気づかないこともありますが、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす可能性があります。 下半身よりもウェストまわりが大きくなる体型から「リンゴ型肥満」と呼ばれ、男性に多く見られるのも特徴です。
体脂肪を減らしたい時の食事
適切な食事量を保ち、適度な運動を続けることが基本です。絶食やひとつの食品を食べ続けるダイエットは、リバウンドを招きやすく逆効果になることも!1日の摂取カロリーを適切に、朝昼夕の3回に分けて主食・主菜・副菜(汁物)をそろえたバランスの良い食事を摂りましょう。
主食はご飯ならお茶碗1杯程度(150g)、食パンなら1.5枚程度(6枚切り)が目安です。
主菜は1食1品にし、お肉ならモモやヒレなど脂肪の少ない部位を選びましょう。魚は白身魚と青背魚を交互にとるのがおすすめ。また、野菜やキノコ類、海藻などを使った副菜や汁物をプラス。不足しやすい食物繊維などの栄養素が補えるだけでなく、ごぼうやれんこんなど噛みごたえのある食材を使えば、噛む回数が増えて満足感を得やすくなります。
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