【管理栄養士監修】ドレッシングは想像よりもカロリーが高いことがあります
公開日:
2016年2月2日
最終更新日:
2022年10月6日
健康のために野菜をとろうとして、サラダボウルに生野菜をたくさん盛り、ドレッシングをたくさんかける、というような食べ方をしていませんか?
ドレッシングの選び方やかける量によっては、一見ヘルシーなサラダも、たちまち高カロリー料理になってしまいます。 とくに市販の油をたっぷり使ったドレッシングはカロリーが高くなりがちです。ドレッシングは手づくりすることで、カロリーが抑えられます。
手づくりドレッシングのいいところ
ドレッシングは、油と酢が3:1〜1:1の割合のブレンドがベストバランス。手づくりドレッシングなら、酢1に対して油が1の割合にすることも可能なので、調整次第ではカロリーを30%も減らすことができるのです。市販のドレッシングでは高くなりがちな、塩分や脂質も抑えることができます。
物足りなさは「ちょこっと足し」で補って
とはいえ、油の少ない手づくりドレッシング。ヘルシーなのは分かっていても物足りないということがありますよね。 そんなときは、油を香りのよいオリーブオイルに変えてみたり、レモン汁を数滴プラスしたり。 または野菜や果物をすりおろして加えてみるのもいいですね。
量は全体の2〜3割が目安です。野菜なら玉ねぎやにんじんなど、果物ならりんご、キウイフルーツなどがおすすめです。お酢の酸味がまろやかになり、野菜にも絡みやすくなるというメリットも。
「ちょこっと足し」をすることで素材の風味がプラスされるので、食塩を少し減らしてもおいしいドレッシングに仕上がります。
最近ではコンパクトなブレンダーやすり鉢のほか、メモリ付きのドレッシングボトルなど、便利なキッチンツールも増えているので、これらも利用するとより手軽に作れます。
ただし、手づくりドレッシングはなるべくその日に使い切れる量を作るように心がけましょう。残ったら2〜3日の保存を目安にし、さらにサラダにかける前に一度味見をしてから使うようにしてくださいね。
管理栄養士監修!おすすめの手づくりドレッシングレシピ
ドレッシングレシピのほかにも、健康維持や予防などに役立つ「おいしいレシピ」が満載
おいしい健康では、管理栄養士が監修した1万品のレシピのうち、100品を無料で公開しています。 無料レシピは「人気順」「新着順」「栄養価順」で並び替えることができます。ぜひお試しください。
「読む、えいよう」は食事と栄養に関する情報がたくさん
過去記事はこちら
あわせて読みたい
【管理栄養士監修】「うす味」を意識して、ヘルシーで豊かな食卓を
【管理栄養士監修】料理のきほん、正しくはかるとは?