夏においしい野菜「きゅうり」。栄養と保存方法、レシピをご紹介
公開日:
2016年7月25日
最終更新日:
2021年7月30日
年じゅう店頭に並ぶきゅうりですが、旬の夏はいっそうみずみずしく、おいしさが増します。さわやかな香りとシャキシャキとした歯ざわりで、サラダや酢のものなどに大活躍しますね。買い求めやすい価格で、手軽に調理できるのも魅力です。
今回は毎日の食卓に欠かせないきゅうりについて、栄養と保存方法をご紹介します。
幅広い栄養を低カロリーで補えるきゅうり
きゅうりの95%は水分でできています。そのためカロリーが低く、100g(約1本)あたり14kcal。だからといって、栄養が全くない訳ではありません。
抗酸化作用のあるβ‐カロテンやビタミンC、骨密度アップに重要なビタミンK、余分な塩分を排出してくれるカリウムなどを幅広く含んでいます。
それぞれの栄養成分の量は目立って多くはありませんが、生で丸ごと食べることができるので、ビタミンやミネラルを手軽にバランスよく補えます。
選び方のポイント
持ったときに重みがあり、濃い緑色で全体にツヤとハリがあるものを選びましょう。イボが痛いくらいにとがった鋭いものが新鮮ですが、もともとイボのない品種もあります。曲がっていても味に変わりはありませんが、太さは均一なものが良品です。
独特の渋みをやわらげる「板ずり」
そのままでもおいしくいただけるきゅうりですが、渋み(アク)や特有の青臭さをおさえたいときは「板ずり」という下ごしらえをします。
洗ったきゅうりに塩をまぶし、まな板の上でもむようにしながら転がします。5~6回往復したら流水で塩を洗い流します。これで板ずりの完了です。
板ずりをすることでイボが取れてきゅうりの皮が柔らかくなり、緑色がより鮮やかにもなります。
きゅうりをおいしく保存する方法
きゅうりは乾燥を防ぐためにポリ袋に入れ、へたを上にして冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。一度に使い切れない場合は、切り口にラップをして乾燥を防ぎますが、鮮度が落ちやすいので、早めに使い切るようにしましょう。
ぜひ、きゅうりのおいしい季節にいろいろなレシピを試してみくださいね。
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