DHAだけじゃない!栄養の宝庫「カツオ」
公開日:
2016年3月21日
最終更新日:
2022年5月9日
カツオといえば鰹節やカツオのたたきなど、日本の食卓には欠かせないお魚ですよね。
カツオの泳ぐスピードは魚の中でもトップクラス。そして止まると死んでしまうため、常に泳ぎ続けています。
今回はそんなカツオについて、栄養価や選び方のポイントを解説します。
DHAだけじゃない!栄養の宝庫カツオ
カツオは、滋養強壮に欠かせない栄養素の宝庫。ビタミンB群が豊富で、血合いには鉄分がたっぷり含まれています。まさに疲労時などの、体力回復にはもってこいです。
選び方のポイント
鮮度が落ちると、茶色っぽく変色してしまうカツオ。血合いの部分がはっきりしているもの、さらに、身が締まっていて色鮮やかで赤色がきれいなものを選びましょう。
調理のポイント
刺身やたたきなど、新鮮なうちにシンプルに食べるのがおすすめ。 ビタミンB群は、水に溶けやすく、熱に弱い為、刺身やたたきであれば栄養を余すことなく食べることができます。また、薬味ににんにくやねぎを使うとカツオに豊富なビタミンB1の吸収が高まり、疲労回復にさらに効果的です。
旬と保存の方法
旬は初夏の「初ガツオ」と秋の「戻りガツオ」の2回。 初ガツオはさっぱりとした味わいです。一方の戻りガツオは脂がのって濃厚な味わい。栄養価も初ガツオを上回ります。 また、カツオは新鮮なうちに早く食べるのが鉄則。カツオはアミノ酸の一種、ヒスチジンが多く、時間が経つとアレルゲンであるヒスタミンに変化します。生のカツオが残ったときは、保存を考えず、漬け焼きや煮物など、加熱調理をして早めに食べきりましょう。
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カツオの栄養価
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※2014年5月に配信した記事を一部再編集しています。