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【管理栄養士監修】シャキッとしてみずみずしい「レタス」のおいしいお話

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みずみずしい歯ざわりのレタス。洋野菜と思われがちですが、江戸時代の文献に栽培方法やレシピがのっているほど、古くから日本でも親しまれている野菜です。

レタスは昔、切り口から乳白色の液体がにじみ出ることから「乳草(チシャ)」と呼ばれていました。生食が定番ですが、火を通してもレタスの甘みが引き立ちます。手に入りやすく、調理しやすいので野菜を手軽にとりたいときにピッタリ!

今回は、レタスの栄養や選び方についてご紹介します。

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レタスの栄養

レタスは、95%以上が水分ですが、微量ながらビタミンCやビタミンE、葉酸などのビタミン類、カリウムや鉄などのミネラル類、食物繊維などの栄養素をバランスよく含んでいます。

丸い形の玉レタスは淡色野菜ですが、色の濃いサニーレタスやリーフレタスはβ−カロテンが豊富で緑黄色野菜に分類されます。

選び方のポイント

リーフレタス、サラダ菜など、レタスにはいろいろな種類がありますがどれも選び方は同じです。切り口が白くて小さくみずみずしい、葉にハリとツヤがあるものを選びましょう。

玉レタスは、巻きがふんわりとしていて適度に重みがあるものがおすすめです。

調理のポイント

生で食べる際には、一枚ずつ剥がして短時間で丁寧に洗います。包丁で切ると切り口が酸化し赤くなるため、根から手で切り離して使うとよいでしょう。また、氷水に2〜3分つけるとパリッとして食感がよくなります。

レタスは加熱してもシャキシャキとした食感が残り、おいしくいただけます。しゃぶしゃぶにして、ゴマだれと合わせても相性◎。ただし、火を通しすぎてしまうと茶色くなるため、短時間でさっと加熱してしまうのがポイントです。

炒め物にする場合も、色よく仕上げるために食べる直前に作るのがベストです。

旬と保存の方法

冷涼な気候で育つレタスの旬は、主に春と秋。夏は長野などの高冷地で育ったものが出荷されています。

保存する時は乾燥しないよう濡れたキッチンペーパーで包み(特に切り口が乾燥しないよう)、ポリ袋に入れて切り口を下にして冷蔵庫で保存します。

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日が経つにつれ赤く変色したり苦味が出やすくなるため、4〜5日以内で使いきるようにしましょう。

レタスを美味しく食べるおすすめレシピ

牛肉のみそ炒め レタス包み
シャキシャキのレタスに、甘辛く炒めた牛肉を包んでいただきます。肉と一緒に野菜もしっかりとれる一皿です。
鶏肉とレタスの酢こしょう炒め
手でちぎったレタスと鶏肉を、さっぱりと酢こしょうでいただく一品。酢は食材への浸透性が高く、塩味を引き立たせてくれるので、塩分控えめでも十分な味わいです。
まいたけとレタスのコンソメスープ
包丁を使わずに作れる簡単スープ。レタスは最後に加えて食感を残すのがポイントです。まいたけも入って食物繊維が補えます。

レタスの栄養価

エネルギー
11 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.6 g
脂質
0.1 g
炭水化物
2.8 g
食物繊維
1.1 g
糖質
1.7 g
カリウム
200 mg
カルシウム
19 mg
マグネシウム
8 mg
リン
22 mg
0.3 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
20 µg
ビタミンE
0.3 mg
ビタミンB1
0.05 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.05 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
73 µg
ビタミンC
5 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
29 µg
コレステロール
0 mg
エネルギー
11 kcal
食塩相当量
0.0 g
たんぱく質
0.6 g
脂質
0.1 g
炭水化物
2.8 g
食物繊維
1.1 g
糖質
1.7 g
カリウム
200 mg
カルシウム
19 mg
マグネシウム
8 mg
リン
22 mg
0.3 mg
亜鉛
0.2 mg
ヨウ素
1 µg
ビタミンA
20 µg
ビタミンE
0.3 mg
ビタミンB1
0.05 mg
ビタミンB2
0.03 mg
ビタミンB6
0.05 mg
ビタミンB12
0.0 µg
葉酸
73 µg
ビタミンC
5 mg
ビタミンD
0.0 µg
ビタミンK
29 µg
コレステロール
0 mg
※可食部100gあたりの栄養価です

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編集:おいしい健康編集部
監修:おいしい健康管理栄養士
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